ID　：　14797

公開日　：　2010年 1月27日

タイトル

製材加工施設を新設　大洲市に３月末着工　愛媛

新聞名

MSN産経

元URL.

http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/ehime/100128/ehm1001280240000-n1.htm

写真:

　

　愛媛県南予地域の製材業者５社でつくる八幡浜官材協同組合は２７日、松山市の愛媛県庁で、大洲市にヒノキを中心とする木材の製材加工施設を新設すると発表した。木材乾燥機８基を新たに導入するなど 工事は今年３月末に着工し、平成２４年４月のフル稼働を目指す。
　組合によると、主に県森林組合連合会から仕入れた県内産ヒノキを製材加工施設で製材・加工し、関西や中部方面で販売する。５社の現在の年間平均売上高は約１８億円。製材生産過程でのコスト減を図ることで、２４ 年のフル稼働時に約１９億円を目指す。
　事業費約１０億７千万円のうち、県は森林蘇生緊急対策事業基金から約５億円を補助する。
　八幡浜官材協同組合の菊池正代表理事は「安定した品質、価格、供給体制を維持し、産地間競争の激化に耐えられるよう取り組む」と話している。
　組合は施設の新設に伴い大洲市内で約１０人の新規雇用を計画。発表に同席した加戸守行知事は「雇用の拡大など県として期待を寄せている」と話した。

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