ID : 14764
公開日 : 2010年 1月26日
タイトル
市のモデル住宅支援事業、「森林認証の家」第1号が完成
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新聞名
北海民友新聞
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元URL.
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/100124_1.htm
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元urltop:
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写真:
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紋別市が今年度の目玉事業の一つとしている「SGEC森林認証の家モデル住宅支援事業」の第1号となる民間住宅が、このほど渚滑町元新に完成した。地元、遠紋地域の森林認証林から出材された認証材を使
って建てられたもので、いわば「地球に優しい」住まい。市では、こうした民間住宅の普及にさらに力を入れていく方針だ。
モデル住宅支援事業の基礎となっているのは「SGEC森林認証システム」。森林が持続可能な管理のもとに経営されているかどうかを、第3者機関が調査し、合格なら認証林として認定する制度だ。紋別市を中心とした
遠紋地域(網走西部流域)は、その森林認証面積が日本一を誇っている。
その森林から生まれる認証材を積極的に活用し、新しい地域活性化に結び付けようとしているのが紋別市の森林認証の家モデル住宅支援事業。
認証林材を取り扱う事業者が、しっかりとした管理体制のもと、認証材を使って新築住宅を建てる場合、事業者に対し1軒当たり100万円を補助する制度だ。
今回、完成した元新の民間住宅を施工したのは、鈴木建設(鈴木賢広社長、南丘7)。平屋建てで延べ床面積170平方メートルの4LDK。
柱、梁(はり)などの構造体と、天井のはめ板に地元の認証材のトドマツ(集成材)を使用した。木の温もりが家中を包み込むような趣に溢れている。国の「超長期住宅先導的モデル事業」に採択された「北方型住宅ECO」
の仕様で、高気密性、高断熱など最先端の技術を結集した。
施工した鈴木建設の鈴木社長は「森を育てることは、豊かな地域をつくることの基本。きちんと管理された地元の森からつくられる認証材を使うことにより、山が生かされ、一次産業全体を活性化させることにつながると
思います。地域と一緒に生きていく、という思想が、認証材の根本にあると考えます」と話し、さらなる普及に期待をかけている。
同住宅の完成見学会は23日から始まっていて、関心のある人の来場を呼びかけている。現場は渚滑町元新2丁目。30日まで開催している。午前10時~午後3時。問い合わせは鈴木建設(電話23-2063)。
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