ID　：　14591

公開日　：　2010年 1月　9日

タイトル

尾鷲木材市場で初市　良質なヒノキなど取引

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20100109/CK2010010902000007.html

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ブランド材として名高い「尾鷲ヒノキ」を扱う尾鷲市矢浜の尾鷲木材市場で８日、今年の初市があり、活気あふれる競りが繰り広げられた。
　同市場は月２回の定期市に加え、年に３回特市を開いている。初市には松阪、新宮市などの製材業者や大工ら８０人が集まり、東紀州地域で伐採されたヒノキとスギの原木約１０００立方メートルが並べられた。
　午前１０時にサイレンが響き渡り、競りが始まった。「競り子」と呼ばれる市場の職員が値段を提示。業者は木の色合いや年輪の密度、節の有無などを見定めて、次々と競り落としていった。
　この日の目玉商品は直径５４センチ、長さ４メートルの尾鷲ヒノキ。大物を競り落とそうと買い手の声が飛び交い、２７万円で取引された。
　同市場の南佳三社長は「安い外国産材には質の良さで勝負するしかない。例年同様良いヒノキが集まった」と笑顔を見せた。
　この日の高値は、１立方メートル当たりヒノキが２５万円、スギが３万円で、例年並みだった。

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