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ID : 14586
公開日 : 2010年 12月31日
タイトル
災害時役立つ木製橋を試作 函館高専
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/207963.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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災害時などに簡単に組み立てられ、環境にも配慮した木製橋を開発する研究が、函館高専(函館市)で進んでいる。繰り返し使った後、最後は燃料となり、鋼材などを使うより二酸化炭素の排出量が少ないのが 特徴。学生の卒業研究に、地元建設会社と土木学会なども協力し、1月11日には試作の橋を校内に設置する予定だ。(内本智子)  木製橋は人力で部品の持ち運びや組み立てが可能で、間伐材など森林資源の有効活用にもなると、同校環境都市工学科の平沢秀之准教授が着目。同科5年の吉田朋哉さん(20)が卒業研究で設計に取り組んでいる。
 橋は長さが2・5メートルと1・2メートルの2種類の角材を使い、三角形に組む「トラス」といわれる構造。角材の規格は縦横12センチでそろえ、再利用しやすくし、連結部の腐食を防ぐため雨水がたまらないよう木材の 溝に鉄板を挟み、ボルトで締める仕組みにした。
 23日には同校体育館で、学生と協力会社の戸沼建設(同市湯川町、戸沼淳社長)の社員ら計13人がスパナや木づちを使い、約4時間で長さ10メートルの橋を試験的に組み立てた。吉田さんは「たわみが計算通りで、う まくいって良かった」とほっとした様子。
 1月11日には屋外に架設し、ゆがみや強度を検証していく。平沢准教授は、「災害時の応急的な橋として繰り返し利用でき、温暖化防止にもつながる。実用化を目指し改良していきたい」と話している。
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