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ID : 11394
公開日 : 2009年 4月17日
タイトル
森林:高齢化、姿消す野鳥 林業停滞で荒れ放題
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/select/science/news/20090420ddm001040048000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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国内の森林面積は1970年代から変わらないのに、鳥類の生息域が大幅に減少していることが、森林総合研究所の山浦悠一・特別研究員(森林保全生態学)らの調査で分かった。林業の停滞で明るく若い森が減 って、それを好む鳥が減ったのが原因とみられる。森林の変化が生態に影響を及ぼすことを示しており、森林対策の充実が急がれそうだ。今月の英専門誌に発表した。【江口一】  ◇カッコウ、モズ、ムクドリ…餌の昆虫減少  研究チームは、環境省が78年と97~02年に実施した鳥類の分布調査を基に、この間の森林の状態と、夏季に日本で過ごす渡り鳥(夏鳥)や年間を通して国内で暮らす留鳥の計103種の生息域の変化を分析した。若 い森を好む鳥類には夏鳥のカッコウや留鳥のモズ、ムクドリなどがいる。冬鳥はまだ調べていない。
 その結果、樹齢8年未満の若い森林に暮らす留鳥の生息域は11%、夏鳥は27%それぞれ縮小したことが分かった。一方で、樹齢8年以上の成熟した森にすむ留鳥の生息域は9%増えた。夏鳥では17%減だが、若い 森より減少率は小さかった。
 この間、国内の森林面積は約2500万ヘクタールで推移しているが、木材の量である「森林蓄積」は、70年代の約20億立方メートルから00年には約40億立方メートルと倍増、成熟した森林が増えていた。若い森が少 ないと、日光が地表まで届かないため、草などが生えず、昆虫も減る。昆虫を餌としている鳥にも影響を与えたとみられる。
 さらに、夏鳥の越冬地である東南アジアでも90~00年で森林全体の11%に当たる約2800万ヘクタールが開発などで失われており、夏鳥減少の一因と言われている。
 山浦さんは「森林は人が手入れするかどうかで様相が異なる。その結果、成熟した森と若い森ではすむ鳥も違う。生物多様性を維持するには、国内外で樹齢や樹種などが多様な森にすることが重要だ」と話す。
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