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ID : 11225
公開日 : 2009年 10月23日
タイトル
多摩川の倒木 まな板に 
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000910220001
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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狛江市の多摩川河川敷で先の台風18号の強風で倒れた柳の大木が、まな板として生まれ変わる。「何とか活用できないか」。狛江から打診を受けた住民交流友好都市・山梨県小菅村の村民らが21日に現場を 訪れ、柳の木を切り出して村に持ち帰った。年明けにも、まな板などに加工後、狛江市内の公民館などに贈り、活用してもらう予定だ。(佐藤清孝)  柳が倒れたのは8日。多摩川緑地公園グラウンドそばにあり、高さ約25メートル、幹周りが約2メートルと約2.1メートルの二股だった。多摩川を散歩する人たちにとっては木陰で憩うオアシスだけに、倒木を惜しむ人 たちも少なくなかった。
 国土交通省は「植え直すのは難しい」とみて、伐採する予定だったが、市は引き取り手探しに奔走。つきあいの深い小菅村に「何とかならないだろうか」と持ちかけた。村にとっても、柳の木陰周辺は毎年参加している狛 江の多摩川いかだレースでテントを張って交流してきた場所とあって、「お役に立てれば」とすぐに活用話が決まった。
 駆けつけたのは古屋金男さん(60)と古菅(こすげ)丁(つよし)さん(65)の2人。国の「地方の元気再生事業」の一環として、95%が森林に囲まれている村の間伐材を有効活用する「源流木づかい研究室」(村民主体 で約10人)のメンバーだ。
 古屋さんらはユニック付きの4トントラックで訪問。チェーンソーで柳の太い部分を切り出し、クレーンでつり上げて荷台に積み込んだ。
 「柳は軟らかいから加工に適している。いろいろ面白い物ができそうだよ」と期待する。伐採作業を見守っていた国交省多摩出張所の職員は「有効活用できてよかった」とほっとしていた。
 村に運ばれた柳は、幹回り約2メートルで長さ約3メートルに切った木3本と、幹回り約30センチ、長さ約1.5メートルに切断した木3本の計6本。研究室は今後、ろくろを導入しておわんなどの木工品を開発する計画を 立て、試作する軟らかな木を探していた時だけに、古菅さんは「渡りに船だった」。
 研究室は柳を製材した後、元気再生事業で東京農業大が村役場近くに造った「太陽熱利用木材乾燥装置」を使って質の良い乾燥木材に仕上げ、まな板に再生する段取りだ。
 まな板の数は未定だが、市は公民館など公共施設の調理実習室で市民に活用してもらう方向で検討しており、「市民に愛された柳が地元で形を変えてよみがえることになりうれしい」と喜んでいる。
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