ID : 11098
公開日 : 2009年 4月 1日
タイトル
迫力、吉野100年梁 展示施設お目見え 屋根裏がスケルトン
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/nara/news/20090401ddlk29040743000c.html
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元urltop:
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写真:
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川上村東川の川上産吉野材販売促進協同組合(川上さぷり)に、通常のモデルハウスでは隠れている木材の梁(はり)など、屋根裏の構造が見える吉野杉住宅のスケルトン展示施設がお目見えした。樹齢100年
以上の「吉野100年梁」は高さ36センチで迫力があり、自由に見学できる。
さぷり(上嶋逸平代表理事、16組合員)は00年、同村の木材関係者が結成。流通を合理化し、吉野材を適切な価格で建築家やユーザーに提供し、魅力も伝えようと活動している。展示施設は床面積約130平方メートル
で、国土交通省の08年度地域木造住宅市場活性化事業に採択されて建設した。
吉野材は密植し、間伐、枝打ちを繰り返す。年輪が細かくて節がなく、天井板などに使う高級材として知られるが、施設の屋根の構造材には節がある杉も使用。上嶋さんは「木の中ごろより上の部分。無節に比べかなり安
い。適材適所」と説明する。
杉は、ヒノキや輸入材のベイマツ、集成材に比べて強度などが劣ると考えられてきたが、施設では強度と含水率を数字で表示し、材の使われ方が実際に確認できる。問い合わせはさぷり(0746・53・9988)。午前8
時半~午後5時。休みは第1、3土曜日。
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