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ID : 10504
公開日 : 2009年 2月15日
タイトル
所有林の木で住宅建築 中川村の北村さん
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=13403
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写真:
 
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中川村片桐中央の北村俊郎さん(66)は、村内に所有する山林の木のみを建築材に使い、次女の松原沙織さん(32)と会社員の永直さん(33)夫妻の住宅を建てる。敷地内に5年前に建設した北村さんの住ま いも同じ山林の木を利用していて、親子2代にわたる取り組みだ。2年後の完成を目指し、一家や施工業者の関係者ら約20人が15日、山林で伐採式を行った。
 北村さんの自宅は築150年ほどだった古民家を建て替えた。「木が売れない時代。ならば自分の家の木でうちを建てたい」と、先代や先々代が植えてきた木と旧家屋の古材も活用して建築した。
 「木のにおいといい、とてもいい。先祖と一緒に暮らしているような感じ」と北村さん。「小さな子どもが来ると、素足になって板の感触を確かめている。われわれが忘れかけているものを呼び戻してくれる」という。
 松原さん夫妻は一昨年12月に、永直さんの転職を機に東京から移転し、北村さん方に同居している。住宅を建てることになり、北村さんから「まだ山に木がある」と提案され、賛同した。永直さんはもともと山が好きで、 毎日のように下草刈りなどの山作業に出掛ける北村さんに時折同行し、手伝っているという。
 山林は面積約3ヘクタール。使うのはヒノキを主にスギやアカマツで、200本程度を予定している。2―3週間かけて材木に使える木を選んで切り出し、粗製材した後、1年半ほど天然乾燥させて着工する。フォレスト コーポレーション(伊那市)が施工する。
 同社によると、建築材のすべてを使う北村さんのような例は少ないものの、住宅の一部に自家所有の木材を活用するケースが上伊那地方でも増えているという。小沢仁社長は「こういうことができることを伝えていきた い。山の手入れにもつながると思う」と話している。
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