ID : 10505
公開日 : 2009年 2月14日
タイトル
安全な尾瀬散策を 国立公園内 県、木道など独自補修へ
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20090215/CK2009021502000091.html
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元urltop:
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写真:
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群馬、栃木、福島、新潟の四県にまたがる尾瀬国立公園の利用者の安全確保に向け、県は二〇〇九年度、公園内の老朽化した木道や自然観察スペースなど施設の補修工事を緊急に行う。木道などの補修は本
来、環境省の業務だが、県は「施設の一部に木材の腐食や破損があり、県独自の対応が必要」として、〇九年度当初予算案に事業費一千万円を計上した。 (中根政人)
〇九年度に補修工事を行うのは、群馬県側の尾瀬ケ原にある観察用の木道と自然観察用のテラス二カ所。利用者数がピークを迎える七-八月ごろまでに、木道の踏み板の取り換えやテラスにあるベンチの交換などを
行う。
尾瀬の木道は、湿原内の貴重な高山植物を保護する目的から、一九五〇年代後半から設置が進んだ。現在の木道の総延長は五十キロを超えるという。木道の耐用年数はおおむね十年前後とされ、踏み板の破損や変
形を放置した場合は転倒事故などの原因にもなるため、こまめな補修が必要とされる。
県自然環境課は「今回工事を実施するのは特に安全性に疑問符が付く地点。利用者が安心して自然観察に集中できるよう配慮したい」としている。
◆国立公園入山者 08年度は38万人
環境省は、尾瀬国立公園の二〇〇八年度(〇八年五-十月)の入山者数が約三十八万人だったと発表した。ニッコウキスゲのシーズンとなる七月が最も多く、尾瀬ケ原に近い鳩待口(片品村)からの入山が半数を超えた
。
月別では、七月(約十二万一千七百人)、六月(約十万三千七百人)、八月(約五万五千六百人)の順に多かった。登山口別では、鳩待口が約二十万六千人で全体の54%を占めた。沼山口(福島県檜枝岐村)が約八万八
千人に上った。
入山者数が最も多かったのは、七月二十日で約一万一千五百人。次いで六月七日の約一万一千人、七月二十四日の約八千人だった。
環境省は「日帰り客が増加した影響で、コースの組みやすい鳩待口に入山客が殺到している。混雑緩和を図るため、登山口利用の分散化に向けた検討が必要になる」としている。
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