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「青い森の木で家をつくる上北会」主催の「森と家づくり講座」が二十八日から十和田市で始まった。講座は来年二月まで計六回開かれ、森林や木材流通の現状、木材加工、断熱と住宅構造などについて学ぶほか、県産
材を使用した住宅見学ツアーなども予定されている。
この日の一回目のテーマは「輸入材と国産材」で、上十三地区から十九人が参加した。県農林総合研究センター林業試験場の飯田昭光さんらが講師を務め、「乾燥させた県産スギは強度が増し、住宅の柱として十分使
用できる。また輸入材に比べ、腐りにくくシロアリ被害にも強い」などと、建築用材としての県産スギのメリットを説明した。
また、実際にスギの強度を調べる実験を実施。スギの柱材の上に自動車を載せ、参加者たちが次々と車に乗り込んだが、総重量が二千キロ以上になってもスギは折れ曲がることがなく、参加者たちを驚かせた。+/div
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