ID : 1084
公開日 : 2006年 5月27日
タイトル
間伐材でスイスの伝統楽器 アルプホルンの音色聴いて
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/saga/20060530/20060530_002.shtml
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元urltop:
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写真:
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スイスの伝統楽器「アルプホルン」を手作りし、演奏を楽しむ初の全国大会が今年9月、嬉野市で開かれる。間伐材の活用で森林の荒廃を防ぎ、日本では珍しい楽器の音色を楽しもうという「一石二鳥」を狙った
企画。人の背丈の倍はある楽器だけに、大会実行委は「観光客に長?く滞在してもらえれば」と、新たな滞在型観光の目玉としても期待している。
アルプホルンは、スイスに約1000年前から伝わる長さ3.4メートルの木管楽器。根に近い部分が曲がった木材をノミと木づちでくりぬいて作る。
大会を発案したのは、木工製作を手掛ける太良町の社会福祉法人「佐賀西部コロニー」の村井公道理事長(68)。利用価値の少ない間伐材から楽器が作れることを知り、森林保全活動などで親交のあった中川重年・全
国手づくりアルプホルン連盟会長(59)=神奈川県厚木市=と企画した。
今年1月に合併で誕生した嬉野市は、お茶と温泉で知られるが、実は旧嬉野町の70%が森林。「森を生かした新たな観光の目玉はないか」と考えていた谷口太一郎市長(59)は、村井理事長の話を聞いて賛同、大会
実行委を立ち上げた。
大会は9月2、3日に嬉野市の広川原キャンプ場で開かれる。個人、またはチームで2日間かけて、多良岳のスギの間伐材でアルプホルンを製作。完成したホルンの音色を楽しむ。期間中は玉川アルプホルンクラブ(
神奈川県厚木市)などの演奏もある。
参加締め切りは、7月31日。詳しい問い合わせは佐賀西部コロニー=0954(68)3311。
=2006/05/30付 西日本新聞朝刊=
2006年05月30日00時22分
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