ID : 9866
公開日 : 2008年 12月11日
タイトル
クラフト展 丸の内賞に黒田さん
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20081211-OYT8T00925.htm
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元urltop:
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写真:
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「第48回日本クラフト展」(日本クラフトデザイン協会主催、読売新聞社共催)の入賞者が決まり、県内から「丸の内賞」に黒田学さん(32)(上市町)の作品「時の形象」が選ばれた。クラフト展は1月4日から13日
まで、東京駅近くの丸ビルホールで開かれる。
受賞作は縦約15センチ、横約36センチ、高さ約14センチの木箱で、「時間というつかみ所のないものを表現したい」という思いを形にした。受賞の知らせに「うれしい」と笑顔を見せた。
10年以上風雨にさらされた朽ち木を外側に、緑がかった美しい風合いがある神代杉を内側に使った。神代杉は新しそうに見えるが、実は千年以上土中に埋もれていた。内外の素材が経た時間差を対比させ、年輪など
時が生み出す自然の美を強調した。
素材へのこだわりは、木工家が木を切り倒し環境を破壊しているという反省の裏返しという。「木工家にとってはマキ同然」の朽ち木を使えば伐採を少しでも減らせる。「銘木を使いたいと思った時期もあるが、今はある
ものを生かした作品を作りたい」と話す。
環境保全という時代の要請を盛り込みつつ、「時間とは何か」という自らのテーマを木工作品で表現する。「『時と形象』をテーマに作品を作り続けたい」と意欲を見せた。
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