ID : 7736
公開日 : 2008年 5月23日
タイトル
「バイオ桜」普及へ
.
新聞名
十勝毎日新聞
.
元URL.
http://www.tokachi.co.jp/kachi/0805/05_23.htm
.
元urltop:
.
写真:
写真が掲載されていました
.
NPO十勝文化会議(林光繁理事長)は今年度から、バイオテクノロジーを利用し、鑑賞価値の高い桜の「名木」と全く同じ遺伝子を持った苗木を育て、文化遺産として広めていく事業に着手する。今後、原木となり
得る桜の所有者に枝木の提供を依頼するほか、将来的には苗木の里親を募って各地に植樹し、「十勝ざくら」(仮称)などと命名して普及を図る方針。(成田融)
原木として選定され、すでに組織培養が行われている双葉幼稚園の桜
「後世に残したい桜の名木・バイオ桜の里親事業」と称し、4カ年計画で実施する。対象は十勝管内にあるエゾヤマザクラ。開花の様子が美しく、枝ぶりが見事な木や、いわれのある桜と同じ花を咲かせるバイオ桜の苗
木を作る。木から枝木を採取。バイオテクノロジーを駆使して組織培養し、増やしていく。
初年度はバイオ桜200苗を培養し、発根、順化作業を記録するほか、名木の調査などを実施。すでに帯広市内の双葉幼稚園(東4南10)と西1南6の帯広トヨペットの桜の枝木を採取し、培養している。
2年目以降も桜の名木鑑賞会、枝木採取、組織培養を継続し、苗木の里親募集、公園や十勝千年の森(清水町羽帯)などへの植樹、バイオ桜の分布図作製などを計画している。
また桜に関するシンポジウムの開催や「桜の豆知識ノート」の作製・発行、幼稚園児らによる桜の種子拾い、種子から育てる体験など、教育的な活動・効果も視野に入れている。
運営は同会議が実施主体となり、十勝毎日新聞社が共催、道立林業試験場緑化樹センター(美唄市)や林業会社も技術協力する。
同会議は「地域住民の夢を育て、楽しみながら環境保護への意識を高めてもらえたら」と話している。問い合わせは同会議事務局(0155・22・7555)へ。
木の情報発信基地では、TOPページを平日毎日更新しておりますが、その更新の中に、報道各社のホームページに
掲載されているニュースを毎朝調べ、昨日掲載された情報を集め、リンク形式の1行にその見出しを掲載しています。
2010年現在で毎日平均15本の広い意味での木に関する情報が掲載されています。毎日更新ですから、次の日には消えて
しまいます。これではいかにももったいないので、アーカイプとして分野別に分けて保存しております。このwebページは
「木材、木工、木製品」に関するものを集めています。2006年から開始しましたが、年に2度程度の更新で情報追加いたします。
情報収集の方法はグーグルニュースの検索で調べるというシンプルなものです。