ID : 7085
公開日 : 2008年 4月 8日
タイトル
写真/産廃ダブル活用で飼料生み出す ナカムラ鉄工
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新聞名
佐賀新聞
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元URL.
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=856142&newsMode=article
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元urltop:
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写真:
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佐賀市諸富町の焼却炉製造「ナカムラ鉄工」(中村尊社長)が、清涼飲料工場で廃棄される茶殻を乾燥し、牛や豚など家畜の飼料にするプラントを開発した。燃料は同町や大川市の木工所などで出た端材で、
コストはA重油の約10分の1。茶殻と端材という産業廃棄物を再利用して商品を生み出すプラントで、飲料水メーカーなどからの需要を見込んでいる。
プラントは幅11メートル、高さ3メートル、奥行き1・9メートル。(1)燃焼炉で端材を燃やし、発生した熱風を茶殻を入れた本体に送り込む(2)乾燥室で水分を重量比?%以下に乾燥する-仕組みで、同社の焼却炉製造
のノウハウを生かして熱効率を上げ、7時間で約15トンの茶殻を乾燥、製品化できる。
プラントは、県畜産試験場や西九州大学、県内の清涼飲料工場などの協力を得て研究開発。ビタミンEやカテキンが豊富な乾燥茶殻を飼料に1割程度混ぜると肉質が良くなるなどの効果や、鹿児島県で茶葉で育てた
豚肉がブランド商品として確立していることも調べている。
飲料水工場と木工所、農家の3者に役立つようにと願いを込めて「トリプル省エネエコ乾燥機」と名付け、福岡市に別会社を設立して販路を全国に拡大する。
中村社長は「食品かすや廃棄物などの問題は時代の流れ。循環型の社会づくりに貢献することで、企業としての生まれ変わりを図りたい」と話す。ナカムラ鉄工は電話0952(47)3439。
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