ID　：　672

公開日　：　2006年 3月31日

タイトル

木の香り漂う新校舎 一期工事完成 三重総合高校で内覧会

新聞名

大分合同新聞

元URL.

http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=03=31=674277=chokan

元urltop:

写真:

　

四月に開校する豊後大野市三重町の三重総合高校（小畑陸夫校長）で三十日、一期工事が完成した木造校舎の内覧会があった。入学予定の生徒や地域住民、来賓ら約二百五十人が訪れ、木の香り漂う新校舎に 歓声を上げた。
　一期工事で完成したのは、十二の普通教室がある普通教室棟。二階建てで、延べ床面積は約千七百四十六平方メートル。教室や廊下の壁や床、階段や柱などにスギなど明るい色合いの木材をふんだんに使い、木製 ベンチを置いた生徒の語らいの場を各所に設けたのが特徴。
　安全対策のため教室にはインターホンを設置。窓ガラスには紫外線をカットするフィルムを張り、エレベーターも設置した。
　式典で広瀬知事が新入生らにあいさつし「高校改革の柱となる総合選択制導入の第一号。潤いのある心温まる雰囲気の校舎で、いろいろな勉強をしてほしい」と呼び掛けた。
　入学予定の生徒も初めて校舎に入り、四月からの高校生活に胸を躍らせていた。野津中学校から普通科に進む川野秀尊君、森川徹君は「木のにおいがして落ち着き、和む気がした」「学校に早く慣れたい」とそれぞれ話 した。
　二期工事では九月までに、別の普通教室棟を建設。二○○七年三月までの三期工事では特別教室棟も完成する。総事業費は約十六億六千八百万円。

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