ID　：　667

公開日　：　2006年 3月31日

タイトル

松井秀に名前入り『お宝靴べら』…バット用木材をリサイクル

新聞名

サンケイスポーツ

元URL.

http://www.sanspo.com/mlb/top/mt200603/mt2006033103.html

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写真:

　

喜外野手（３１）に、ミズノから『お宝靴べら』が贈られた。バットの製造過程で不適格となった材料を使用して作られ、柄の部分には名前が焼印されたもの。今季から使用する“ハーフカットスパイク用”として重宝 しそうだ。ゴジラはこの日、オープン戦の遠征に参加せず、軽めの練習で終えた。
開幕を前に、契約を結ぶミズノから松井秀に粋なプレゼントが届けられた。ヤ軍のキャンプ地本球場、レジェンズフィールドのロッカールームに、バットと見間違えてしまうような形の靴べらが置かれていた。
「今年からスパイクの形状が変わったので靴べらがあれば便利だな、と思っていたところだったんですよ。環境にもやさしいと聞いてなおさら気に入りました」 ミズノでは年間約１５万本をバット用木材として購入。そのうち不適格材とみなされた１万５０００本が焼却、肥料などとして処分されてきた。それらに職人が手間をかけて靴べらに仕上げた。市販（税込み価格４７２５円）も されているが、名前入りの『お宝靴べら』は世界に１つだけだ。
昨年６月にねんざした右足首を守るため、今季からくるぶし付近まで覆われる“ハーフカット”のスパイクを使用する。キャンプ、オープン戦の間は指が靴べら代わりでひと苦労だったが、これで簡単に新スパイクを装着 できる。地味だが心強いアイテムを手にした。

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