1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 7.木材林業
  4. 木材、木工ニュースアーカイブ TOP
ID : 6737
公開日 : 2008年 3月15日
タイトル
環境と共生、県営住宅 陸前高田市
.
新聞名
岩手日報
.
元URL.
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080315_4
.
元urltop:
.
写真:
 
.
 県は14日、陸前高田市高田町の住宅地エコタウン鳴石に建設した県営初の木造集合住宅「県営鳴石アパート」を関係者に公開した。環境との共生をテーマに設計し、県産材をふんだんに使用。県は同アパート をモデルとして、環境共生住宅の普及、啓発を進める。

 完成したのは木造の集合住宅3棟で、総戸数20戸、延べ床面積1356平方メートル。工事費は約2億9900万円。敷地は県有地3850平方メートル。

 3LDKメゾネットタイプ(82・8平方メートル)六戸の2階建てが2棟と、1LDK(43・8平方メートル)八戸の一部2階建てが1棟で、同日は市町村の建設関係者ら約20人が見学した。

 工法は、地元の気仙杉など県産材を多用した大断面集成材パネル工法を採用。間伐材などを活用し、二酸化炭素の排出削減と間伐促進を図った。

 設計は、鳥が飛ぶように各戸をずらして配置する雁行(がんこう)構造とすることで、世帯ごとの独立感と採光、通風を確保。軒を長く作ったり、風の通り道の風楼を設けたりして、冷暖房のエネルギー削減を図った。

 全戸に雨水タンクが設けてあり、雨水を洗車や散水に利用できる。庭園灯には太陽光発電を採用した。街路樹には北限の気仙茶を植え、茶摘みなど新たな地域コミュニティーの創造を目指した。

 15日は午前10時半から一般を対象とした見学会を開催。4月中旬から入居者の募集を開始し、5月中旬から入居が始まる。家賃は入居者の所得などに応じ、月額2万―8万円となる見込み。

 見学した花巻市の漆沢清孝建築住宅課長は「木造の集合住宅は地元産材を活用でき環境にも優しいが、隣家の音が響くなど課題も多かった。今回は雁行構造にしてプライバシーを守っており、今後の市営住宅建築 の参考にしたい」と話していた。

木の情報発信基地では、TOPページを平日毎日更新しておりますが、その更新の中に、報道各社のホームページに 掲載されているニュースを毎朝調べ、昨日掲載された情報を集め、リンク形式の1行にその見出しを掲載しています。 2010年現在で毎日平均15本の広い意味での木に関する情報が掲載されています。毎日更新ですから、次の日には消えて しまいます。これではいかにももったいないので、アーカイプとして分野別に分けて保存しております。このwebページは 「木材、木工、木製品」に関するものを集めています。2006年から開始しましたが、年に2度程度の更新で情報追加いたします。 情報収集の方法はグーグルニュースの検索で調べるというシンプルなものです。
このページのテーマは「webニュース木材編」で、HOMEページは木の情報発信基地です。カデゴリTOPページは2006年 2007年 2008年 2009年 2010年です。
中川木材産業のビジネスPRその24   当社設計・施工のカーポートデッキの事例 ホームページはコチラです。 画像クリックで拡大(公開2018.8.1 更新2019年9月11日 )

▲目次に戻る

創業1911年 
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
お問い合わせ  著作権・サイト関係  サイトマップ  迷子になった場合  V6.0
©2021 中川木材産業オンラインショップ  All Rights Reserved.