ID　：　5962

公開日　：　2008年 1月10日

タイトル

威勢良く競りの声 木材の初市

新聞名

紀伊民報

元URL.

http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=138518

元urltop:

写真:

　

田辺市龍神村東の龍神村森林組合（栗原秀嘉組合長）で９日、木材の初市があった。木材計１８７４立方メートルが総額２９７５万円で落札された。１立方メートル当たりの平均は約１万５８００円。昨年よりやや下回 ったが、組合は「主力であるスギの価格が昨年暮れよりやや上昇傾向なので、今後に期待したい」と話している。
　市は１９７１年に始まり、５４０回目。扱われたのは地元産の木材が中心で、全体の約７割がスギ。そのほかヒノキ、モミ、ケヤキ、マツなどが並び、競り人の威勢の良い掛け声が響いた。
　製材業者などからの買い手は、普段の市より多い約70人が集まった。地元のほか四国など県外から来た人もいた。
　競り人が並べられた木材をまたぎながら、独特の節回しで次々に値を掛けた。買い手らはじゅずつなぎになり、年輪や木の肌を注意深く観察しながら落札していった。
　最も高値が付いたのは１立方メートル当たりで、ケヤキ20万円、スギ５万円、ヒノキ５万円だった。
　組合によると、昨年より出品木材の量は多かったが、売り上げは少なかったという。ヒノキは昨年11月ごろから値動きがほとんどなく、スギは納め市より高めだったという。
　組合は「近隣の初市を見ていてどうなるか心配だったが、思ったよりも結果が良く、出だしとしてはまずまず」と話している。

先頭 前ページ 次ページ 最後

木の情報発信基地では、TOPページを平日毎日更新しておりますが、その更新の中に、報道各社のホームページに 掲載されているニュースを毎朝調べ、昨日掲載された情報を集め、リンク形式の1行にその見出しを掲載しています。 2010年現在で毎日平均15本の広い意味での木に関する情報が掲載されています。毎日更新ですから、次の日には消えて しまいます。これではいかにももったいないので、アーカイプとして分野別に分けて保存しております。このwebページは 「木材、木工、木製品」に関するものを集めています。2006年から開始しましたが、年に2度程度の更新で情報追加いたします。 情報収集の方法はグーグルニュースの検索で調べるというシンプルなものです。