ID　：　5961

公開日　：　2008年 1月10日

タイトル

認定仕様を守らずに販売していた建材38件の大半が再 新聞名 nikkei Bpnet

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http://www.nikkeibp.co.jp/news/const08q1/557203/

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40社、77件の大臣認定に浮上した不正行為――。国土交通省が1月8日に発表した調査結果によると、性能評価試験の不正受験7件に加え、認定の仕様を守らずに製造、販売していたケースが38件あることが 判明した。このうち31件（11社）は性能評価試験の再受験を予定している。すでに試験を終え、合格したケースは6件（5社）だ。
調査では、認定書の記載と異なる塗装や接着剤の使用、材料や厚みの変更などが判明している。例えば、木製防火扉を製造、販売したセブン工業は、扉の芯材に「ゴム集成材」を使用して認定を取得したにもかかわら ず、一部で「単板積層材」を使用した製品を納入していた。より品質が安定しており、防火性能が同等であると判断したためだという。2007年12月中旬には芯材を「単板積層材」に変更した製品で性能評価試験に合格し たと発表している。
手続き上の不備や認識不足が不正の原因になったと分析する企業もある。松下電工は不燃材料の認定を受けた2件について、屋根材の鋼板を品質向上のために変更した際に、手続きの必要性を認識していなかったと 公表している。既に販売した仕様で性能評価試験を2007年12月末に再受験して合格。引き続きの使用が可能であることと、大臣認定を受けるための手続き中であることを発表した。

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