ID : 5964
公開日 : 2008年 1月10日
タイトル
地元産木材を多用し藤沢記念館の設計まとまる
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新聞名
山形新聞
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元URL.
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200801/10/news20080110_0118.php
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写真:
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鶴岡市は9日、同市出身の作家藤沢周平さんの文学資料などを展示し、鶴岡公園内に2009年のオープンを目指す「藤沢周平記念館(仮称)」の基本設計の概要を公表した。地元産木材を多用し、庄内ならではの
「さや堂」の構造を取り入れた。
コンセプトは藤沢文学に合わせ「外見は質素で堅実、中は思いがけないほど豊かで充実した世界」。鶴岡公園内の市郷土資料館跡地に建設。敷地は約1719平方メートル、鉄筋コンクリート造り・鉄骨造り2階建てで延べ
床面積は918平方メートル。1階が展示室、2階が収蔵庫になる。
伝統的な蔵の知恵を生かしたデザインが特徴。風雪の強い庄内では、土蔵むき出しではなく、外壁や置き屋根で保護するさや堂構造が多い。貴重な資料が置かれ、蔵部分に当たる展示室と収蔵庫は鉄筋、鉄骨造りで
防火性能を高める一方、蔵との間に空気の層をつくることで、外気温の変化を受けにくく環境負荷が軽減されるという。
また、緑豊かな公園内にあるため、外壁や屋根部分には地元産の木材を多く利用し、周辺に溶け込むたたずまいになるよう配慮した。
技術提案によるプロポーザル方式で設計委託した設計・計画高谷時彦事務所(東京都)の原案をもとに、有識者らからなる開設準備委員会や市が協議を重ねてきた。
今年3月までに、市郷土資料館を解体して本体工事に着手。09年6月の完成、同年中の開館を目指す。
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