ID : 5686
公開日 : 2007年 12月 6日
タイトル
第32回全国児童生徒木工工作コンクール県大会
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新聞名
東海新報
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元URL.
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws3138
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元urltop:
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写真:
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第三十二回「全国児童生徒木工工作コンクール県大会」(県木材青壮年協議会主催)で、住田町の世田米中学校(阿部正校長、生徒百七人)の木工クラブが制作した「大きな櫟(くぬぎ)の木の下で」が中学校の
部最高賞の知事賞に輝き、来年六月に広島県で開かれる全国大会に出品されることとなった。木工工作は同校の“統芸”で、全国最高賞の農林水産大臣賞をこれまで十回も獲得。生徒たちは「先輩に負けず全国でも最高
賞を」と話している。
同大会の作品展は今月一、二日に盛岡市こども科学館で行われ、最終日に県内各地から寄せられた作品の審査が行われた。
知事賞を受賞した「大きな櫟の木の下で」を作った世田米中木工クラブは、部長の泉田広くん、泉田頌太くん、及川真央くん、紺野公恵さん、佐々木希さん、鈴木美裕さん、横澤未歩さん、横澤祐里さん、吉田衣純さんの
九人で、いずれも三年生。
同校の木工クラブは特設活動で、例年、部活動を引退した三年生が自主的に参加しており、九人は「学校の伝統を継承しよう」と挑戦を決意。放課後を中心に昼休みなども利用しながら、八月上旬から十一月下旬まで
の期間で完成させた。
高さ、奥行きとも約七十センチの大作。カブトムシとクワガタ五匹が朽ちたクヌギの木に集まる様子を表現した。クヌギの木や落ち葉、草などはスギで作成。虫は実物を参考に、焼き色を付けたホウノキを材料に作っ
た。
木工ヤスリを用いてスギにクヌギの木の質感を持たせたり、かんなで細く薄い地面の草を表現するなど、随所に工夫と繊細な技術のあとがみられる。顧問の小笠原至郎教諭は「かんななど道具の使い方を身に付ける
機会にもなっている。今回は文化祭などと重なりスタートが遅れたが、自分たちの作品という気持ちを表して取り組んでくれた」と評価。
同校では昭和六十二年から同コンクールに参加し続けており、県大会が行われなかった平成十年以外は毎年、県代表として全国大会に出品。これまで、最高賞の農林水産大臣賞を十回受けているのをはじめ、毎回入
賞の実績を誇っている。
今回の作品も、来年六月に広島県広島市で開かれる全国大会に出品される。例年、地方審査を経て各都道府県から百点程度が出品されるといい、部長の泉田くんは「先輩たちの作品に負けず、大臣賞をめざしたい」と
抱負。鈴木さんは「百点のでき。思った以上にリアルなものができた」と胸を張り、全国最高賞にも自信をのぞかせる。
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