ID : 4647
公開日 : 2007年 9月 6日
タイトル
バイオ技術でサクラ再生
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新聞名
苫小牧民報
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元URL.
http://www.tomamin.co.jp/2007/cp070906.htm
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元urltop:
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写真:
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枯れてしまった思い出多い桜の木が、千歳市森林組合(鈴木昭広組合長)のバイオ技術でよみがえり、依頼者である苫小牧市勇払の会社役員赤木弘行さん(68)に手渡された。順調に育てば5―6年後の開花が見込
まれるという。赤木さんは「記念の木なのでうれしい。花見が楽しみです」と開花を心待ちにしている。
赤木さんは長男が誕生した1970年に、花見に出掛けた渡島管内松前町で八重桜「ナデン(南殿)」の苗木を購入。記念樹として自宅の庭で育てた。ナデンは高さ3メートルにまで成長。毎春近所の人たちと部屋から花見を楽
しんでいた。
ナデンは10年前の猛暑を契機に弱わりはじめ、枝はすべて枯れ落ちたという。赤木さんは、道立林業試験場(美唄市)に再生を依頼、試験場から市森林組合を紹介された。
森林組合は、原木の芽から成長点を採取し、糖分や植物ホルモンなどの栄養分からなる培地に移植し、25度の無菌室で培養した。昨夏、2―3センチに成長した苗木が赤木さんに引き渡されたものの、冬は越せなかった。
5月に、赤木さんから再度相談を受けた森林組合は、30センチまで育てた。
鈴木組合長は「害虫や病気に注意し、水はけがいい土に植えて施肥管理をすれば5―6年で開花する」といい、「桜の依頼は初めてなので、成長が楽しみ」と話している。
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