ID : 4167
公開日 : 2007年 6月22日
タイトル
施工中の現場で組み上げた構造用集成材がはく離
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新聞名
nikkei Bpnet
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元URL.
http://www.nikkeibp.co.jp/news/const07q2/537542/
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元urltop:
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写真:
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「柱に使った集成材がはく離した。現場を見に来てもらえないか」。日経ホームビルダー編集部に、切迫した調子で書かれた1通の電子メールが届いた。送信者は読者で、神奈川県内で住宅会社を営む大工職。
記者は翌日、川崎市内の現場を訪ねた。
建築中の物件は木造2階建てで、現場では構造用合板をほぼ張り終えて、建具の取り付けが始まっていた。問題の集成材は、断面105×105m2で長さ約3mで、ラミナの接着層にぱっくりとすき間が開いている。すき間は材
の端から端までつながり、裏面にも同じ接着層にすき間が生じていた。
はく離の最深部は名刺の厚さで2.3cm、さらに薄いプラスチック板では2.8cmだった。接着層のはく離がラミナの割れにつながっていた個所もあった。
この写真の材は2階の居室に取り付けた管柱で、最も状態が悪かったものだ。こうした材が2階の柱材を中心に何カ所も見つかった。情報を寄せてくれた読者は、通し柱は構造用合板をはがして4面を点検するなど、他の
材も可能な限り確認。設計した建築事務所や建て主と相談して、長さ90cm以上の割れが生じていた6カ所を交換したり、補強したりすることにした。
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