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読み |
万葉よみ:橡(つるばみ) 現代よみ:櫟(くぬぎ)
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ふりがな |
つねばみのころもは ひとみんことなしと
いひしときよりきほしくおもほゆ
柿本人麿 |
意味 |
橡で染めた衣は、みんな無難だと言うのを聞いて以来、自分もぜひ着たものと思っている |
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万葉集には6首のさつるぱみの歌が詠まれている |
樹木解説 |
櫟はブナ科の落葉高木。葉はクリに似た 長楕円形、樹皮は暗灰色で縦に割れ目ができる。実はカールした鱗片をたくさんつけた帽子をかぶったどんぐりで、この実を煎じた汁は紺黒色の染料になる。 |
関連 |
世界の木材 クヌギ
木偏百樹 くぬぎ |
出展 |
巻7-1311 |
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