ウメ |
梅木屋敷 |
91 |
梅 |
梅の樹 |
ウメ |
梅木屋敷 |
92 |
梅の木 |
梅の木の根もとを |
ウルシ |
米良の上漆 |
50 |
うるし |
山の漆 |
カキ |
瓜子姫 |
97 |
柿の実 |
裏の柿の実を取って |
カキ |
瓜子姫 |
97 |
柿の樹 |
裏の柿の樹の蔭から |
カラ松 |
遠野物語 |
82 |
おひたるから松 |
一 八つ棟ぢくりにひわだぶきの、上におひたるから松 |
カラ松 |
遠野物語 |
82 |
から松 |
一 から松のみぎり左に涌くいぢみ、汲めども呑めどもつきひざるもの |
キリ |
遠野物語 |
32 |
桐の花 |
五月に萱を苅りに行くとき、遠く望めば桐の花の咲き満ちたる山あり。あたかも紫の雲のたなびけるがごとし。 |
クス |
聴耳頭巾 |
131 |
楠 |
楠の木を伐り |
クス |
聴耳頭巾 |
132 |
楠 |
楠の木よ |
クス |
聴耳頭巾 |
132 |
楠 |
楠の木どん |
クス |
聴耳頭巾 |
133 |
楠 |
楠の木 |
クリ |
遠野物語 |
17 |
栗を拾いに |
上郷村の民家の娘、栗を拾いに山に入りたるまま帰り来きたらず。 |
クルミ |
遠野物語 |
43 |
胡桃大木 |
今もその胡桃大木にてあり |
クルミ |
遠野物語 |
43 |
胡桃の樹 |
この家の屋敷のめぐりはすべて胡桃の樹なり。 |
クルミ |
遠野物語 |
71 |
胡桃の実を |
月見というは六つの胡桃の実を十二に割り一時に炉の火にくべて一時にこれを引き上げ、 |
クワ |
犬頭糸 |
125 |
桑 |
一匹の蚕がよく桑を |
クワ |
犬頭糸 |
125 |
桑 |
桑を遣ろう |
クワ |
犬頭糸 |
126 |
桑の木 |
桑の木下に |
クワ |
犬頭糸 |
126 |
桑の木 |
桑の木には |
クワ |
遠野物語 |
22 |
桑の木 |
此の神の像は桑の木を削りて顔を描き、四角なる布の真中に穴を明け、 |
クワ |
遠野物語 |
49 |
桑の木 |
馬を連れ出して桑の木につり下げて殺したり。 |
クワ |
遠野物語 |
49 |
桑の木 |
驚き悲しみて桑の木の下に行き、 |
クワ |
遠野物語 |
49 |
桑の枝 |
馬をつり下げたる桑の枝にてその神の像を作る。 |
クワ |
遠野物語 |
61 |
桑畠 |
その麓なる桑畠にて村の若者何某という者、 |
ケヤキ |
蝉と大師様 |
24 |
欅の樹 |
それで大急ぎに欅の樹の上に登り、 |
ケヤキ |
蝉と大師様 |
24 |
欅の大木 |
欅の大木にこの蝉が集まって高い声で啼くのは、 |
コメノキ |
奥州の灰まき爺 |
118 |
こめの木 |
こめの木の下にいけて |
コメノキ |
奥州の灰まき爺 |
118 |
こめの木 |
そのこめの木を伐って来て、 |
コメノキ |
奥州の灰まき爺 |
118 |
こめの木 |
あんまり憎いから殺してこめの木の下に埋めて来た。 |
コメノキ |
奥州の灰まき爺 |
118 |
こめの木 |
犬が欲しくばこめの木の下に行って見ろと言いました。 |
コメノキ |
奥州の灰まき爺 |
118 |
こめの木 |
そのこめの木を伐って来て臼にして挽いたら、 |
サワラ |
遠野物語 |
81 |
ひの木さわらで |
ゐり来て此もんを見申せや、ひの木さわらで門立かどたてゝ、 |
サワラ |
遠野物語 |
82 |
ひの木さわらで |
一 小島ではひの木さわらで門立かどたてゝ、是ぞ目出たい白金の門 |
シラカバ |
遠野物語 |
19 |
白樺の林しげく |
大谷地は深き谷にて白樺の林しげく、その下は葦など生じ湿りたる沢なり。 |
スギ |
遠野物語 |
61 |
杉の古木 |
二三十本の杉の古木あり。 |
タル木 |
遠野物語 |
84 |
たる木 |
一 こりばすらに小金のたる木に、水のせ懸(がく)るぐしになみたち |
ナギ |
聴耳頭巾 |
132 |
なぎ |
梛の木か |
ナシ |
遠野物語 |
19 |
梨の樹 |
若き娘梨の樹の下に草履を脱ぎ置きたるまゝ行方を知らずなり、 |
ナシ |
遠野物語 |
25 |
梨の木 |
孫左衛門が家にては、或る日梨の木のめぐりに見馴れぬ茸のあまた生えたるを、 |
ヒノキ |
遠野物語 |
81 |
ひの木さわらで |
ゐり来て此もんを見申せや、ひの木さわらで門立かどたてゝ、 |
ヒノキ |
遠野物語 |
82 |
ひの木さわらで |
一 小島ではひの木さわらで門立かどたてゝ、是ぞ目出たい白金の門 |
ビンツケ |
天道さん金ん網 |
61 |
びんつけ油 |
髪つけ油 (びん) |
フジ |
猿の聟(むこ)入り |
31 |
藤 |
藤の花 |
ホウ |
俄か入道 |
66 |
ほう |
朴の木 |
マツ |
金剛院と狐 |
64 |
松 |
松葉いぶし |
マツ |
芝右衛門狸 |
70 |
松 |
舞子の浜の松の上に、 |
マツ |
炭焼小五郎 |
85 |
松 |
松明を |
マツ |
爺や金 |
110 |
松 |
松林の中から |
マツ |
大歳の焚き火 |
111 |
松 |
松並木の蔭に |
マツ |
聴耳頭巾 |
132 |
這い松 |
這い松だか |
マツ |
松子の伊勢参り |
46 |
松の木 |
村の諏訪神社の森の高い松の木の上に、 |
マツ |
松子の伊勢参り |
46 |
二本の松 |
そなら確かにこの二本の松が、 |
マツ |
松子の伊勢参り |
46 |
松の樹 |
そうしてその二本の松の樹の一方が女で、 |
マツ |
芝右衛門狸 |
70 |
松の樹 |
思わず松の樹の上で手を叩いて、 |
マツ |
遠野物語 |
85 |
松島の松 |
一 松島の松をそだてゝ見どすれば、松にからするちたのえせもの |
マツ |
遠野物語 |
85 |
松に |
一 松島の松をそだてゝ見どすれば、松にからするちたのえせもの |
マツ |
遠野物語 |
87 |
松島の松 |
一 松島の松にからまるちたの葉も、えんが無れやぶろりふぐれる |
ミカン |
藁しべ長者 |
81 |
蜜柑 |
蜜柑 |
ミカン |
藁しべ長者 |
82 |
蜜柑 |
蜜柑 |
モモ |
鷲の卵 |
35 |
桃 |
桃の花 |
モモ |
鷲の卵 |
35 |
桃 |
人が桃の酒 |
モモ |
天道さん金ん網 |
61 |
桃 |
桃の木 |
ヤナギ |
炭焼小五郎 |
85 |
柳 |
川柳の林が茂って |