166 |
並木道 |
並木道 |
並木道を上がれば、離宮址である広々とした公園 |
172 |
ツバキ |
椿 |
このとき、耕衣自信も椿になっている。 |
172 |
ツバキ |
椿 |
「椿が先(まず)迄食見る道筋よ」 |
172 |
イチジク |
無花果 |
「無花果を盛る老妻を一廻り」 |
168 |
木立 |
木立 |
そこが宗教法人などの建物に変わった後もかなりの木立を残している。 |
168 |
草木 |
鳥獣草木 |
その眼は人間から鳥獣草木、さらに虫にまで光る。 |
173 |
浮木 |
浮木 |
おれは浮木のようにこのかいわいを、 |
167 |
甘栗 |
甘栗 |
ユキエの好きな甘栗を売る店があため、 |
201 |
株 |
株 |
その限られた株の中で,人生と同様花は咲いても実は結ばぬものも出てくる。 |
166 |
森 |
深い森 |
塔をのそかのせた深い森へと伸び、 |
151 |
ウメ |
紅梅 |
「厄介や紅梅の咲き満ちたるは」 |
128 |
ウメ |
梅の花 |
「母の死や枝の先まで梅の花」 |
128 |
枝 |
枝の先 |
「母の死や枝の先まで梅の花」 |
128 |
ウメ |
梅 |
印南町では、また無心に、豊かに梅が咲く。 |
127 |
カキ |
吊るし柿 |
残りをすぐ吊るし柿に。 |
167 |
甘栗 |
甘栗 |
甘栗買いに通う甘い小道ともなっていた。 |
235 |
ウメ |
白梅 |
「白梅や天没地没虚空没」 |
203 |
木像 |
木像 |
その上、小仏の木像や石像。 |
204 |
ミカン |
ミカン水 |
さらに、そば猪口(ちょこ)やジョッキ、ミカン水の壜(びん)まで。 |
204 |
木造 |
木造住宅 |
もともと、ごく普通の木造住宅。 |
201 |
実 |
実 |
その限られた株の中で,人生と同様花は咲いても実は結ばぬものも出てくる。 |
210 |
キリ |
桐下駄 |
だが、桐下駄だけではなく、わざと重たくて丈夫な柳下駄もはく。 |
127 |
ミカン |
夏蜜柑 |
りうは、夏蜜柑畑の一隅の小さな住居で、 |
200 |
ボタン |
牡丹 |
「牡丹かな死のわか皮の残りつつ」 |
232 |
木材 |
木材 |
耕衣の寝床には大きな木材が倒れており、 |
175 |
下駄 |
下駄 |
思わぬ健康法になっていたのが、下駄の愛用。 |
237 |
平板 |
平板 |
どれもツライチで、平板で、魅力も創造もない。 |
237 |
カキツバタ |
杜若 |
「死神と逢う嬉(たの)しさも杜若(かきつばた) 」 |
242 |
マツ |
老松 |
「雪景や老松途中如如(にょにょ)途中」 |
243 |
林 |
林 |
その町を出はずれ、林や畑の残る一画に在った。 |
201 |
落ち葉 |
落ち葉焚き |
野菜の手入れをしたり、落ち葉焚きをしたり。 |
184 |
葉 |
葉 |
庭の芭蕉の葉を払い落とす。 |
175 |
下駄 |
下駄 |
耕衣はいつも下駄を履いた。 |
210 |
ヤナギ |
柳下駄 |
だが、桐下駄だけではなく、わざと重たくて丈夫な柳下駄もはく。 |
23 |
木造 |
木造総二階 |
ある町工場の社長が手放した木造総二階の家で< |
127 |
カキ |
柿 |
りうの好物は柿。その季節には、耕衣は忘れず柿を買って持って行く。 |
127 |
カキ |
柿 |
りうの好物は柿。その季節には、耕衣は忘れず柿を買って持って行く。 |
11 |
枯れ葉 |
枯れ葉 |
会社を去ってしまえば、枯れ葉も同然で、 |
22 |
並木道 |
並木道 |
並木道がゆるやまかなカーブを描き、 |
26 |
船大工 |
船大工 |
工楽とは珍しい姓だが、船大工をしていたその先祖が江戸時代、 |
26 |
マツ |
尾上(の松 |
そのあたりは、「尾上(おのえ)の松」で知られるような白砂青松の海岸続き。 |
26 |
マツ |
白砂青松 |
そのあたりは、「尾上(おのえ)の松」で知られるような白砂青松の海岸続き。 |
36 |
稲木 |
稲木 |
さらに、稲木(いなぎ)を納屋から運び出し、 |
37 |
木立 |
木立 |
大きな炎をふき上げ、近くの木立にまで燃え移るなど、 |
39 |
灌木 |
灌木 |
何でもない灌木までが、人の代わりに語りかけてくる。 |
123 |
大樽 |
大樽 |
そこらで、大樽を買うてきて、加古川の河原に置く。床板だけ張っておき、入り口にはカーテンを吊し、 |
125 |
樽 |
樽 |
巨大な樽は社員達にはお馴染み。 |
22 |
松原 |
松原 |
山が迫り、松原と広い砂浜の続く眺めのよい土地。 |
54 |
ウメ |
早咲きの梅 |
早咲きの梅が咲き始めたころ、 |
124 |
樽 |
太樽 |
太樽の下にコロをかましとて、 |
123 |
床板 |
床板 |
そこらで、大樽を買うてきて、加古川の河原に置く。床板だけ張っておき、入り口にはカーテンを吊し、 |
106 |
木枯 |
木枯 |
「海に出て木枯帰るところなし」 |
103 |
ツツジ |
躑躅 |
「酒なしと断られをり躑躅微笑」 |
102 |
ツツジ |
古木のツツジ |
幸い社宅の庭には、古木のツツジが満開であったし、 |
102 |
古木 |
古木のツツジ |
幸い社宅の庭には、古木のツツジが満開であったし、 |
64 |
木彫り |
木彫りの地蔵 |
木彫りの地蔵を買ったり、村上華岳の書を見つけたが買えず、 |
59 |
ザクロ |
ざくろの実 |
「ざくろの実うつしてミスのとゞまらず」 |