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藤沢周平の小説「父と呼べ 」に出てくる樹木や木製品
この小説の初出は1987年、文庫本におけるページ数は40ページ
ページ |
元樹種 |
掲載樹種 |
掲載言葉 |
9 |
棟 |
棟 |
酒屋の棟上げがあり |
11 |
カシ |
樫 |
高い樫の木が二本立っている |
11 |
ムクゲ |
むくげ |
木槿に枯れた蔓草が |
11 |
ムクゲ |
むくげ |
子供は木槿の根もとに蹲ったまま |
14 |
框 |
框 |
今日こそ上り框のかしいだところを |
15 |
棟梁 |
棟梁 |
五十過ぎて棟梁になるあてもない |
15 |
大工 |
大工 |
叩き大工の有様だから |
15 |
根 |
根 |
お吉は根太が腐って |
20 |
普請 |
普請 |
万石屋の普請は骨組みが出来上って |
20 |
棟 |
棟 |
棟上げがあったあの日から |
20 |
材木 |
材木 |
材木町の棟梁といえば |
23 |
木戸 |
木戸 |
裏店の木戸の前で |
25 |
木戸 |
木戸 |
木戸をくぐりながら |
26 |
木場 |
木場 |
この先の木場で働いていたと |
闇の穴、
闇の梯子、
偉丈夫、
岡安家の犬、
狂気、
紅の記憶、
荒れ野、
漆黒の霧の中で、
小川の辺、
静かな木、
相模守は無害、
入墨、
父と呼べ、
閉ざされた口、
木綿触れ、
夜が軋む、