藤沢周平の小説「闇の穴」に出てくる樹木や木製品
この小説の初出は1977年、文庫本におけるページ数は44ページ
ページ |
元樹種 |
掲載樹種 |
掲載言葉 |
84 |
木戸 |
木戸 |
木戸内の井戸に近いところで |
84 |
木戸 |
木戸 |
木戸の外から遊びにきている |
85 |
木戸 |
木戸 |
たいてい木戸の内で遊んでいる |
85 |
木戸 |
木戸 |
木戸内まで入ってきて |
86 |
樽 |
樽 |
樽のように肥満している |
87 |
棟梁 |
棟梁 |
いずれは棟梁の株を買い |
87 |
大工 |
大工 |
神田小柳町の大工職平助に |
87 |
大工 |
大工 |
手間取だが、大工の鑑札を持っている |
92 |
櫛 |
櫛 |
女の髪を飾る簪、櫛 |
104 |
板ノ間 |
板の間 |
板の間にがっくり坐りこみながら |
106 |
木戸 |
木戸 |
下駄を鳴らして木戸を走り出ると |
110 |
柄杓 |
柄杓 |
おなみは柄杓でひと息に |
112 |
ヤナギ |
柳 |
柳の新葉が一せいに |
112 |
葉 |
葉 |
柳の新葉が一せいに |
113 |
木 |
木陰 |
何度も途中の木陰 |
113 |
庇 |
庇 |
町屋の庇にかくれて |
114 |
板戸 |
板戸 |
あわただしく板戸を叩いたが |
116 |
木戸 |
木戸 |
足を早めて木戸を離れた |
121 |
大工 |
大工 |
大工のくせに台所の |
121 |
羽目板 |
羽目板 |
外の羽目板が傾いているのを |
124 |
板ノ間 |
板の間 |
板の間に膝をついて |
闇の穴、
闇の梯子、
偉丈夫、
岡安家の犬、
狂気、
紅の記憶、
荒れ野、
漆黒の霧の中で、
小川の辺、
静かな木、
相模守は無害、
入墨、
父と呼べ、
閉ざされた口、
木綿触れ、
夜が軋む、