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小説と木
  1. ヒノキ 16箇所
  2. ケヤキ 8箇所
  3. クリ 7箇所
  4. イチイ 6箇所
  5. マツ 6箇所
  6. ウメ 4箇所
  7. サクラ 3箇所
  8. ホウ 3箇所
  9. カキ 3箇所
  10. トチ 3箇所
  11. ソヨゴ 3箇所
  12. カエデ 2箇所
  13. キリ 2箇所
  14. コブシ 2箇所
  15. サワラ 2箇所
  16. ナラ 2箇所
  17. スギ 2箇所
  18. マンサク 2箇所
  19. アララギ 1箇所
  20. ミズメ 1箇所
  21. エンジュ 1箇所
  22. ノイバラ 1箇所
  23. コメツガ 1箇所
  24. カラマツ 1箇所
  25. モミ 1箇所
  26. チーク 1箇所
  27. ダケカンバ 1箇所
  28. クルミ 1箇所
  29. シオジ 1箇所
  30. アカマツ 1箇所
  31. カヤ 1箇所

早川謙之輔の小説「木工のはなし」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は1993年、文庫本におけるページ数は293ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
10 根元 根元 雪の下の樅の根元を
10 サクラ 町の遅い桜が散って
10 常緑 常緑 ほとんどが常緑の針葉樹林
10 クリ 霜で変色した栗の葉が
10 モミ 雪の下の樅の根元を
10 若芽 若芽 花のあとに若芽が一斉に
10 花のあとに若芽が一斉に
10 サクラ 山桜 忘れた頃に山桜が咲く
10 ホウ 朴の葉 朴の葉が白い裏側をみせる
10 コブシ 辛夷の花 辛夷の花咲く時期や
10 広葉樹 広葉樹 針葉樹と広葉樹が交じりあっている
10 針葉樹 針葉樹 針葉樹と広葉樹が交じりあっている
10 ヒノキ 檜の人工林である
10 針葉樹林 針葉樹林 ほとんどが常緑の針葉樹林
10 マンサク 万作 万作が咲くと
11 樹齢 樹齢 樹齢二百年を越すものが「木曾檜」または「尾州檜」と呼ばれる所以で
11 ヒノキ 檜山 良質の檜山があったことによる
11 ヒノキ 木曾檜 樹齢二百年を越すものが「木曾檜」または「尾州檜」と呼ばれる所以で
11 国有林 国有林 鬱蒼とした国有林の檜の森は
11 ヒノキ 鬱蒼とした国有林の檜の森は
11 ヒノキ 尾州檜 樹齢二百年を越すものが「木曾檜」または「尾州檜」と呼ばれる所以で
11 鬱蒼とした国有林の檜の森は
12 銘木 銘木 銘木木曾檜の山は
12 ヒノキ 檜山 神宮備林と通称する檜山がある
12 神宮備林 神宮備林 神宮備林と通称する檜山がある
12 ヒノキ 木曾檜 銘木木曾檜の山は
12 ヒノキ 木曾檜 大怪の木曾檜が生え
12 木味 木味 独特の木味があるが
12 大怪木 大怪木 木曾檜の大怪木から採った
12 ヒノキ 木曾檜 木曾檜の大怪木から採った
12 ヒノキ 東(美)濃檜 東(美)濃檜と呼んでいる
12 キリ 桐の紋章の帝室林野局の山となり
13 クリ 栗だけではなく
13 欅の大木の森を
13 丸太 丸太 大勢の木挽が太い丸太を立てて
13 ケヤキ 欅の大木の森を
13 木挽 木挽 大勢の木挽が太い丸太を立てて
13 丸太 丸太 豊富な欅丸太が
13 ケヤキ 豊富な欅丸太が
13 トチ 他に楢、栃など
13 ナラ 他に楢、栃など
13 クリ 主に栗を使うようになった
13 ヒノキ 年輪を拡げてゆく檜を
13 大木 欅の大木の森を
13 年輪 年輪 年輪を拡げてゆく檜を
13 そこの木は、一般の者の手に入ることもないのである
13 用材 用材 遷宮用などに向けられる用材の山で
13 ヒノキ 木曾檜 勿論木曽檜も使っている
14 ケヤキ 欅も栗も
14 ヒノキ 木曾檜 わずかに残った木曾檜を
14 貯木場 貯木場 この町の営林署の貯木場で
14 クリ 欅も栗も
14 ケヤキ 欅の切り株であった
14 営林署 営林署 この町の営林署の貯木場で
15 間伐 間伐材 間伐材を挽いた芯持ち垂木一本と
15 垂木 垂木 間伐材を挽いた芯持ち垂木一本と
15 ヒノキ 檜と杉合わせて
15 スギ 檜と杉合わせて
15 ケヤキ 欅が一本生えている
15 ヒノキ 竹薮と檜にはさまれていたのに
16 木が育つ時間のことを
16 若木 若木 若木を大切にしたい
16 実生 実生 三本の欅が実生で生えた
16 ケヤキ 三本の欅が実生で生えた
16 木を使う仕事に就いた
16 木と人間は共存し得る筈であるが
20 木の埃がまうせいもあって
20 木陰 木陰の風にあたったように
21 木だけに目を向けてきた
21 木工 木工 仕事が木工でよかったという思いは
21 木はいつも私にとって
21 木はそれ以上の
22 木々 木々 山の木々はゆったりと
22 ノイバラ 野茨 庭の野茨を切っていると
22 ヒノキ 木曾檜 木曽檜を主にした
24 丸木 丸木舟 二十五センチ位の丸木舟で
24 丸木 丸木舟 丸木舟を手にした
24 サワラ 椹の厚板の中を
24 厚板 厚板 椹の厚板の中を
25 木工 木工 職業を「木工」と書くようになって
25 木工 木工 木工をしている私にとって
25 木における変身の場は
25 丸太 丸太 丸太が板になる時である
25 丸太が板になる時である
25 木筋 木筋 外側から木筋が多少読める人が
32 聖物棚 聖物棚 ゴチック様式の聖物棚である
38 トチ 栃・楓に見られる
38 カエデ 栃・楓に見られる
41 トチ 栃杢の机を作った
64 共木 原則として共木を多用した
79 コケラ こけら葺 こけら葺師の息子もいた
79 片木板 片木板 「片木板」と呼び
83 キリ 桐の木で作ったものには
85 カキ 柿の木と胡桃の木が伐られた
85 クルミ 胡桃 柿の木と胡桃の木が伐られた
86 端喰 端喰(はしばみ) 端喰が入った一枚板が
86 一枚板 端喰が入った一枚板が
88 エンジュ 太い槐を縁あって立木で買った
88 立木 立木 太い槐を縁あって立木で買った
95 カエデ 楓の木 一メートルをこす楓の木は
96 シオジ しおじ アッシュはしおじに似ていた
99 ソヨゴ ソヨゴ ソヨゴは、英名HOLLY’別名染用木ともいい
99 ソヨゴ そよご ソヨゴは、英名HOLLY’別名染用木ともいい
99 ソヨゴ 染用木 ソヨゴは、英名HOLLY’別名染用木ともいい
101 樹脂 樹脂 四国産の赤松で、肥松、脂松と呼ばれる樹脂を
101 マツ 脂松 四国産の赤松で、肥松、脂松と呼ばれる樹脂を
101 マツ 肥松 四国産の赤松で、肥松、脂松と呼ばれる樹脂を
101 マツ 陶磁器は松を燃料として焼かれていた
101 アカマツ 赤松 四国産の赤松で、肥松、脂松と呼ばれる樹脂を
104 松の棒の先が鉤となり
104 棒の高さを調整する留め木に梅が使われることがあった
104 留メ木 留め木 棒の高さを調整する留め木に梅が使われることがあった
104 ウメ 棒の高さを調整する留め木に梅が使われることがあった
104 マツ 松の棒の先が鉤となり
105 偽年輪 偽年輪 このあいまいな年輪を「偽年輪」という
105 年輪 年輪 このあいまいな年輪を「偽年輪」という
106 ウメ 梅には「好文木」という別名がある
106 ウメ 好文木 梅には「好文木」という別名がある
115 広葉樹 広葉樹 アクを抜くには、広葉樹の灰でないと駄目だという
116 イチイ いちい 一位と榧が私は好きだ
116 カヤ 一位と榧が私は好きだ
117 ホウ 朴も桂も均質だが
117 イチイ いちい 飛騨高山近郊の位山の一位は
117 イチイ いちい 愛知県の犬山にある国宝の茶室「如庵」の床柱は一位である
117 床柱 床柱 愛知県の犬山にある国宝の茶室「如庵」の床柱は一位である
117 アララギ アララギ イチイ。別名アララギ。オンコともいう
117 イチイ イチイ イチイ。別名アララギ。オンコともいう
117 朴も桂も均質だが
117 イチイ いちい イチイ。別名アララギ。オンコともいう
119 イチイ いちい 一位の鉋屑に水を当てると、水が真っ赤に染まる。染料になると聞いて、染色をしている若い人にあげようと
180 氷害 氷害 こうした氷害が起きる
180 木材業者 木材業者 木材業者は「水割れ」または「弁割れ」と呼ぶ
180 水割レ 水割れ 木材業者は「水割れ」または「弁割れ」と呼ぶ
180 弁割レ 弁割れ 木材業者は「水割れ」または「弁割れ」と呼ぶ
180 折レ 折れ 折れたりする雪害が発生するが
181 水割レ 水割れ 水割れが起きても
181 水割レ 水割れ 白太と心材の境目で水割れが春先になって起きるものである
184 板矧 板矧 幅の広い板を作る作業を板矧という
184 矧ギ 矧ぎ 矧ぎが切れるというが
184 椅子 椅子 スペインのロマ族が作っている椅子は
184 幅の広い板を作る作業を板矧という
185 マツ 松の木 井戸底の側壁の基礎に松の木を使う
189 土埋木 土埋木 土埋木である
189 クリ ほとんどが緑色がかっているが、栗は黒くなっている
190 板は木が反ると書く。反って当たり前のものなのではあるが
190 サクラ 私の工房では桜、楢の三十ミリ厚の用材を
190 ナラ 私の工房では桜、楢の三十ミリ厚の用材を
190 用材 用材 私の工房では桜、楢の三十ミリ厚の用材を
190 板は木が反ると書く。反って当たり前のものなのではあるが
200 丸太 丸太 椹の太い丸太が山積みされていた
200 ケヤキ 欅丸太 三尺を超す欅丸太が
200 サワラ 椹の太い丸太が山積みされていた
203 スギ 杉材 松や杉材などであると
203 マツ 松や杉材などであると
204 ケヤキ 欅・栗よりさらに手間が要る
204 クリ 欅・栗よりさらに手間が要る
236 WOOD BUTCHER WOOD BUTCHER 友人から「WOOD BUTCHER」という
237 水割レ 水割れ 水割れや死節といった使えないところがある
237 死節 死節 水割れや死節といった使えないところがある
238 ミズメ ミズメ桜 ミズメ桜の板五枚を
238 ミズメ桜の板五枚を
273 ホウ 朴の落葉 朴の落葉がほとんど葉の表を巻きこみ
273 落葉 朴の落葉がほとんど葉の表を巻きこみ
273 朴の落葉がほとんど葉の表を巻きこみ
276 コブシ 辛夷 春に万作も辛夷も咲かなかった
276 渋柿 渋柿 大好物の柿は甘柿渋柿共に全滅だった
276 カキ 甘柿 大好物の柿は甘柿渋柿共に全滅だった
276 ウメ 梅の実 梅の実も少なかった
276 マンサク 万作 春に万作も辛夷も咲かなかった
276 カキ 大好物の柿は甘柿渋柿共に全滅だった
279 木を包む一番上等の材料は木だった
279 木を包む一番上等の材料は木だった
280 医療機器や精密機械の運搬、あるいは海外からの荷物など、重要な物品は木で荷造られている
299 チーク チーク 萬福寺がチークで作られていると
301 クリ 八寸角の丈の栗材が二本と
308 カラマツ カラマツ カラマツ、ダケカンバ、コメツガなどの亜高山帯の森が見えている
308 ダケカンバ ダケカンバ カラマツ、ダケカンバ、コメツガなどの亜高山帯の森が見えている
308 コメツガ コメツガ カラマツ、ダケカンバ、コメツガなどの亜高山帯の森が見えている
308 カラマツ、ダケカンバ、コメツガなどの亜高山帯の森が見えている
木工のはなし、
中川木材産業のビジネスPRその3   「干支起き上がりこぼし干支」ページはコチラです。 画像クリックでそれぞれのカートに。(公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )
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