10 |
根元 |
根元 |
雪の下の樅の根元を |
10 |
サクラ |
桜 |
町の遅い桜が散って |
10 |
常緑 |
常緑 |
ほとんどが常緑の針葉樹林 |
10 |
クリ |
栗 |
霜で変色した栗の葉が |
10 |
モミ |
樅 |
雪の下の樅の根元を |
10 |
若芽 |
若芽 |
花のあとに若芽が一斉に |
10 |
花 |
花 |
花のあとに若芽が一斉に |
10 |
サクラ |
山桜 |
忘れた頃に山桜が咲く |
10 |
ホウ |
朴の葉 |
朴の葉が白い裏側をみせる |
10 |
コブシ |
辛夷の花 |
辛夷の花咲く時期や |
10 |
広葉樹 |
広葉樹 |
針葉樹と広葉樹が交じりあっている |
10 |
針葉樹 |
針葉樹 |
針葉樹と広葉樹が交じりあっている |
10 |
ヒノキ |
檜 |
檜の人工林である |
10 |
針葉樹林 |
針葉樹林 |
ほとんどが常緑の針葉樹林 |
10 |
マンサク |
万作 |
万作が咲くと |
11 |
樹齢 |
樹齢 |
樹齢二百年を越すものが「木曾檜」または「尾州檜」と呼ばれる所以で |
11 |
ヒノキ |
檜山 |
良質の檜山があったことによる |
11 |
ヒノキ |
木曾檜 |
樹齢二百年を越すものが「木曾檜」または「尾州檜」と呼ばれる所以で |
11 |
国有林 |
国有林 |
鬱蒼とした国有林の檜の森は |
11 |
ヒノキ |
檜 |
鬱蒼とした国有林の檜の森は |
11 |
ヒノキ |
尾州檜 |
樹齢二百年を越すものが「木曾檜」または「尾州檜」と呼ばれる所以で |
11 |
森 |
森 |
鬱蒼とした国有林の檜の森は |
12 |
銘木 |
銘木 |
銘木木曾檜の山は |
12 |
ヒノキ |
檜山 |
神宮備林と通称する檜山がある |
12 |
神宮備林 |
神宮備林 |
神宮備林と通称する檜山がある |
12 |
ヒノキ |
木曾檜 |
銘木木曾檜の山は |
12 |
ヒノキ |
木曾檜 |
大怪の木曾檜が生え |
12 |
木味 |
木味 |
独特の木味があるが |
12 |
大怪木 |
大怪木 |
木曾檜の大怪木から採った |
12 |
ヒノキ |
木曾檜 |
木曾檜の大怪木から採った |
12 |
ヒノキ |
東(美)濃檜 |
東(美)濃檜と呼んでいる |
12 |
キリ |
桐 |
桐の紋章の帝室林野局の山となり |
13 |
クリ |
栗 |
栗だけではなく |
13 |
森 |
森 |
欅の大木の森を |
13 |
丸太 |
丸太 |
大勢の木挽が太い丸太を立てて |
13 |
ケヤキ |
欅 |
欅の大木の森を |
13 |
木挽 |
木挽 |
大勢の木挽が太い丸太を立てて |
13 |
丸太 |
丸太 |
豊富な欅丸太が |
13 |
ケヤキ |
欅 |
豊富な欅丸太が |
13 |
トチ |
栃 |
他に楢、栃など |
13 |
ナラ |
楢 |
他に楢、栃など |
13 |
クリ |
栗 |
主に栗を使うようになった |
13 |
ヒノキ |
檜 |
年輪を拡げてゆく檜を |
13 |
木 |
大木 |
欅の大木の森を |
13 |
年輪 |
年輪 |
年輪を拡げてゆく檜を |
13 |
木 |
木 |
そこの木は、一般の者の手に入ることもないのである |
13 |
用材 |
用材 |
遷宮用などに向けられる用材の山で |
13 |
ヒノキ |
木曾檜 |
勿論木曽檜も使っている |
14 |
ケヤキ |
欅 |
欅も栗も |
14 |
ヒノキ |
木曾檜 |
わずかに残った木曾檜を |
14 |
貯木場 |
貯木場 |
この町の営林署の貯木場で |
14 |
クリ |
栗 |
欅も栗も |
14 |
ケヤキ |
欅 |
欅の切り株であった |
14 |
営林署 |
営林署 |
この町の営林署の貯木場で |
15 |
間伐 |
間伐材 |
間伐材を挽いた芯持ち垂木一本と |
15 |
垂木 |
垂木 |
間伐材を挽いた芯持ち垂木一本と |
15 |
ヒノキ |
檜 |
檜と杉合わせて |
15 |
スギ |
杉 |
檜と杉合わせて |
15 |
ケヤキ |
欅 |
欅が一本生えている |
15 |
ヒノキ |
檜 |
竹薮と檜にはさまれていたのに |
16 |
木 |
木 |
木が育つ時間のことを |
16 |
若木 |
若木 |
若木を大切にしたい |
16 |
実生 |
実生 |
三本の欅が実生で生えた |
16 |
ケヤキ |
欅 |
三本の欅が実生で生えた |
16 |
木 |
木 |
木を使う仕事に就いた |
16 |
木 |
木 |
木と人間は共存し得る筈であるが |
20 |
木 |
木 |
木の埃がまうせいもあって |
20 |
木 |
木陰 |
木陰の風にあたったように |
21 |
木 |
木 |
木だけに目を向けてきた |
21 |
木工 |
木工 |
仕事が木工でよかったという思いは |
21 |
木 |
木 |
木はいつも私にとって |
21 |
木 |
木 |
木はそれ以上の |
22 |
木々 |
木々 |
山の木々はゆったりと |
22 |
ノイバラ |
野茨 |
庭の野茨を切っていると |
22 |
ヒノキ |
木曾檜 |
木曽檜を主にした |
24 |
丸木 |
丸木舟 |
二十五センチ位の丸木舟で |
24 |
丸木 |
丸木舟 |
丸木舟を手にした |
24 |
サワラ |
椹 |
椹の厚板の中を |
24 |
厚板 |
厚板 |
椹の厚板の中を |
25 |
木工 |
木工 |
職業を「木工」と書くようになって |
25 |
木工 |
木工 |
木工をしている私にとって |
25 |
木 |
木 |
木における変身の場は |
25 |
丸太 |
丸太 |
丸太が板になる時である |
25 |
板 |
板 |
丸太が板になる時である |
25 |
木筋 |
木筋 |
外側から木筋が多少読める人が |
32 |
聖物棚 |
聖物棚 |
ゴチック様式の聖物棚である |
38 |
トチ |
栃 |
栃・楓に見られる |
38 |
カエデ |
楓 |
栃・楓に見られる |
41 |
トチ |
栃 |
栃杢の机を作った |
64 |
木 |
共木 |
原則として共木を多用した |
79 |
コケラ |
こけら葺 |
こけら葺師の息子もいた |
79 |
片木板 |
片木板 |
「片木板」と呼び |
83 |
キリ |
桐 |
桐の木で作ったものには |
85 |
カキ |
柿 |
柿の木と胡桃の木が伐られた |
85 |
クルミ |
胡桃 |
柿の木と胡桃の木が伐られた |
86 |
端喰 |
端喰(はしばみ) |
端喰が入った一枚板が |
86 |
板 |
一枚板 |
端喰が入った一枚板が |
88 |
エンジュ |
槐 |
太い槐を縁あって立木で買った |
88 |
立木 |
立木 |
太い槐を縁あって立木で買った |
95 |
カエデ |
楓の木 |
一メートルをこす楓の木は |
96 |
シオジ |
しおじ |
アッシュはしおじに似ていた |
99 |
ソヨゴ |
ソヨゴ |
ソヨゴは、英名HOLLY’別名染用木ともいい |
99 |
ソヨゴ |
そよご |
ソヨゴは、英名HOLLY’別名染用木ともいい |
99 |
ソヨゴ |
染用木 |
ソヨゴは、英名HOLLY’別名染用木ともいい |
101 |
樹脂 |
樹脂 |
四国産の赤松で、肥松、脂松と呼ばれる樹脂を |
101 |
マツ |
脂松 |
四国産の赤松で、肥松、脂松と呼ばれる樹脂を |
101 |
マツ |
肥松 |
四国産の赤松で、肥松、脂松と呼ばれる樹脂を |
101 |
マツ |
松 |
陶磁器は松を燃料として焼かれていた |
101 |
アカマツ |
赤松 |
四国産の赤松で、肥松、脂松と呼ばれる樹脂を |
104 |
棒 |
棒 |
松の棒の先が鉤となり |
104 |
棒 |
棒 |
棒の高さを調整する留め木に梅が使われることがあった |
104 |
留メ木 |
留め木 |
棒の高さを調整する留め木に梅が使われることがあった |
104 |
ウメ |
梅 |
棒の高さを調整する留め木に梅が使われることがあった |
104 |
マツ |
松 |
松の棒の先が鉤となり |
105 |
偽年輪 |
偽年輪 |
このあいまいな年輪を「偽年輪」という |
105 |
年輪 |
年輪 |
このあいまいな年輪を「偽年輪」という |
106 |
ウメ |
梅 |
梅には「好文木」という別名がある |
106 |
ウメ |
好文木 |
梅には「好文木」という別名がある |
115 |
広葉樹 |
広葉樹 |
アクを抜くには、広葉樹の灰でないと駄目だという |
116 |
イチイ |
いちい |
一位と榧が私は好きだ |
116 |
カヤ |
榧 |
一位と榧が私は好きだ |
117 |
ホウ |
朴 |
朴も桂も均質だが |
117 |
イチイ |
いちい |
飛騨高山近郊の位山の一位は |
117 |
イチイ |
いちい |
愛知県の犬山にある国宝の茶室「如庵」の床柱は一位である |
117 |
床柱 |
床柱 |
愛知県の犬山にある国宝の茶室「如庵」の床柱は一位である |
117 |
アララギ |
アララギ |
イチイ。別名アララギ。オンコともいう |
117 |
イチイ |
イチイ |
イチイ。別名アララギ。オンコともいう |
117 |
桂 |
桂 |
朴も桂も均質だが |
117 |
イチイ |
いちい |
イチイ。別名アララギ。オンコともいう |
119 |
イチイ |
いちい |
一位の鉋屑に水を当てると、水が真っ赤に染まる。染料になると聞いて、染色をしている若い人にあげようと |
180 |
氷害 |
氷害 |
こうした氷害が起きる |
180 |
木材業者 |
木材業者 |
木材業者は「水割れ」または「弁割れ」と呼ぶ |
180 |
水割レ |
水割れ |
木材業者は「水割れ」または「弁割れ」と呼ぶ |
180 |
弁割レ |
弁割れ |
木材業者は「水割れ」または「弁割れ」と呼ぶ |
180 |
折レ |
折れ |
折れたりする雪害が発生するが |
181 |
水割レ |
水割れ |
水割れが起きても |
181 |
水割レ |
水割れ |
白太と心材の境目で水割れが春先になって起きるものである |
184 |
板矧 |
板矧 |
幅の広い板を作る作業を板矧という |
184 |
矧ギ |
矧ぎ |
矧ぎが切れるというが |
184 |
椅子 |
椅子 |
スペインのロマ族が作っている椅子は |
184 |
板 |
板 |
幅の広い板を作る作業を板矧という |
185 |
マツ |
松の木 |
井戸底の側壁の基礎に松の木を使う |
189 |
土埋木 |
土埋木 |
土埋木である |
189 |
クリ |
栗 |
ほとんどが緑色がかっているが、栗は黒くなっている |
190 |
木 |
木 |
板は木が反ると書く。反って当たり前のものなのではあるが |
190 |
サクラ |
桜 |
私の工房では桜、楢の三十ミリ厚の用材を |
190 |
ナラ |
楢 |
私の工房では桜、楢の三十ミリ厚の用材を |
190 |
用材 |
用材 |
私の工房では桜、楢の三十ミリ厚の用材を |
190 |
板 |
板 |
板は木が反ると書く。反って当たり前のものなのではあるが |
200 |
丸太 |
丸太 |
椹の太い丸太が山積みされていた |
200 |
ケヤキ |
欅丸太 |
三尺を超す欅丸太が |
200 |
サワラ |
椹 |
椹の太い丸太が山積みされていた |
203 |
スギ |
杉材 |
松や杉材などであると |
203 |
マツ |
松 |
松や杉材などであると |
204 |
ケヤキ |
欅 |
欅・栗よりさらに手間が要る |
204 |
クリ |
栗 |
欅・栗よりさらに手間が要る |
236 |
WOOD BUTCHER |
WOOD BUTCHER |
友人から「WOOD BUTCHER」という |
237 |
水割レ |
水割れ |
水割れや死節といった使えないところがある |
237 |
死節 |
死節 |
水割れや死節といった使えないところがある |
238 |
ミズメ |
ミズメ桜 |
ミズメ桜の板五枚を |
238 |
板 |
板 |
ミズメ桜の板五枚を |
273 |
ホウ |
朴の落葉 |
朴の落葉がほとんど葉の表を巻きこみ |
273 |
葉 |
落葉 |
朴の落葉がほとんど葉の表を巻きこみ |
273 |
葉 |
葉 |
朴の落葉がほとんど葉の表を巻きこみ |
276 |
コブシ |
辛夷 |
春に万作も辛夷も咲かなかった |
276 |
渋柿 |
渋柿 |
大好物の柿は甘柿渋柿共に全滅だった |
276 |
カキ |
甘柿 |
大好物の柿は甘柿渋柿共に全滅だった |
276 |
ウメ |
梅の実 |
梅の実も少なかった |
276 |
マンサク |
万作 |
春に万作も辛夷も咲かなかった |
276 |
カキ |
柿 |
大好物の柿は甘柿渋柿共に全滅だった |
279 |
木 |
木 |
木を包む一番上等の材料は木だった |
279 |
木 |
木 |
木を包む一番上等の材料は木だった |
280 |
木 |
木 |
医療機器や精密機械の運搬、あるいは海外からの荷物など、重要な物品は木で荷造られている |
299 |
チーク |
チーク |
萬福寺がチークで作られていると |
301 |
クリ |
栗 |
八寸角の丈の栗材が二本と |
308 |
カラマツ |
カラマツ |
カラマツ、ダケカンバ、コメツガなどの亜高山帯の森が見えている |
308 |
ダケカンバ |
ダケカンバ |
カラマツ、ダケカンバ、コメツガなどの亜高山帯の森が見えている |
308 |
コメツガ |
コメツガ |
カラマツ、ダケカンバ、コメツガなどの亜高山帯の森が見えている |
308 |
森 |
森 |
カラマツ、ダケカンバ、コメツガなどの亜高山帯の森が見えている |