木の実 |
木の実 |
12 |
木の実は熟れれば自然に落ちるものだ。 |
ベニヤ板 |
ベニヤ板 |
26 |
ベニヤ板の壁で仕切られていて、花井の姿は見えないが、 |
黒板 |
黒板 |
49 |
ボロボロに線がはみだしたアイロン台……ちらかしほうだいの紙屑……黒板の日程表 |
梯子 |
梯子 |
51 |
宙に浮んだ梯子のようなものではないか。 |
木炭 |
木炭一俵 |
52 |
役場から木炭一俵と火鉢をはこんできた。 |
炭 |
炭 |
70 |
炭の上にかけて、相変わらずイビキをかきつづけている |
柱 |
柱 |
76 |
縄で柱にくくりつけなれりばなりませんでした。 |
木炭 |
木炭 |
76 |
母が木炭をもって追いかけました。 |
製材所 |
製材所 |
98 |
反対の方向に行くのは、製材所の早番の連中である。 |
木刀 |
木刀 |
116 |
朝の木刀素振りの気合は、近所の人々には寺の鐘くらいになじみ深いものだった。 |
木刀 |
愛用の木刀 |
117 |
≪米英撃滅≫と焼印のはいった愛用の木刀をふりまわしている最中だった。 |
木刀 |
木刀 |
117 |
「おうっ」と叫んで木刀をかまえ、「人生はたのしいのお。」と |
カキ |
生干し柿 |
118 |
立ち上がって軒下にさがった生干し柿をもぎとり、 |
杖 |
あの杖 |
122 |
あの杖には、願がかけてあってな、 |
杖 |
仕込杖 |
122 |
私は仕込杖をもってゆくよ。 |
木刀 |
木刀 |
122 |
念のために、木刀もっていったほうがいいですよ。 |
木刀 |
木刀 |
122 |
しかし木刀なら、つい振りまわして、 |
木刀 |
木刀 |
122 |
木刀だつて、私が持てば真剣と同じじゃ。 |
製材所 |
製材所 |
140 |
製材所をたてるために多良根から峠の地所を買いとり、 |
木炭 |
木炭 |
143 |
冬は山から木炭をはこんだり、 |
炭 |
炭 |
150 |
炭をもっていらっしゃいました? |
櫛 |
髪に櫛を |
156 |
いつもつかれた髪に櫛をとおしたように、 |
ナツメ |
ナツメ |
160 |
その乾燥しかかったナツメのような顔とくらべると、 |
抜身の仕込杖 |
抜身の仕込杖 |
162 |
そこに、戸が開いて、抜身の仕込杖をひっさげたウルドッグが、 |
仕込杖 |
仕込杖 |
182 |
柿井の手から仕込杖をひったくるなり、 |
棍棒 |
棍棒 |
182 |
このおふくろを棍棒でなぐると、 |
積木細工 |
積木細工 |
187 |
ぜんぶ積木細工のように音をたててくずれてしまいそうだった。 |
根もと |
立ち樹の根もと |
195 |
立ち樹の根もとの陽だまりには、 |
立ち樹 |
立ち樹の根もと |
195 |
立ち樹の根もとの陽だまりには、 |
下駄 |
下駄 |
200 |
子供はみんな下駄をかかえ床に座るようにしたが、 |
たき木 |
たき木 |
207 |
たき木を抱いて火を救うようなものじゃないか。 |
カラマツ |
落葉松の林の中 |
208 |
坂道をのぼりきると、落葉松の林の中を左のほうに歩いていった。 |
薪 |
薪 |
208 |
薪をひろって帰るつもりである。 |
落葉 |
落葉 |
208 |
指ほどの蕗(ふき)のとうが、落葉をおしあげて、 |
落葉 |
落葉が海面をつぶす |
208 |
その下で、落葉が海面をつぶすような音をたてる。 |
林 |
落葉松の林の中 |
208 |
坂道をのぼりきると、落葉松の林の中を左のほうに歩いていった。 |
熱帯植物園 |
熱帯植物園 |
211 |
地熱発電所、熱帯植物園などがあり、 |
板 |
板 |
219 |
板が割れる音がした。 |
櫛 |
櫛 |
221 |
ボケットから櫛をとり出すと、 |
林 |
遠くの林 |
225 |
遠くの林を吹きわたる風のように微かに鳴った。 |
山林 |
農地と山林 |
229 |
藤野の支配下にある農地と山林である。 |
木 |
木 |
231 |
木にぶっかると、小さな木なら踏み倒し、大きな木なら、 |
木 |
木 |
231 |
木にぶっかると、小さな木なら踏み倒し、大きな木なら、 |
木 |
木 |
231 |
木にぶっかると、小さな木なら踏み倒し、大きな木なら、 |
イバラ |
イバラ |
232 |
イバラの中を通るときは、 |
木陰 |
道の木陰 |
236 |
道の木陰にはこびこんだ。 |
薪 |
薪割を |
243 |
薪割をもって外に出ようとしているところだった。 |
木札 |
木札 |
248 |
まあたらしい木札。 |