小林多喜二の小説「一九二八・三・一五」に出てくる樹木や木製品
この小説の初出は 1928年、文庫本におけるページ数は 103ページ
ページ |
元樹種 |
掲載樹種 |
掲載言葉 |
149 |
カラタチ |
からたち |
「からたちの唄」や |
149 |
柱 |
柱 |
柱に自分の体を支えて |
151 |
丸太 |
丸太 |
皆が丸太棒のように |
154 |
棒 |
棒 |
棒杭のように |
161 |
行李 |
行李 |
お由とで行李を一つずつ |
161 |
締木 |
締木(しめぎ) |
締木で鰊粕か |
171 |
丸太 |
丸太 |
丸太棒のように立ちすくんで |
173 |
板壁 |
板壁 |
板壁に身体全体で |
174 |
板壁 |
板壁 |
板壁をたたいたり |
177 |
羽目板 |
羽目板 |
竜吉の横の羽目板に |
180 |
板壁 |
板壁 |
眼差しを板壁の中ぐらいの |
180 |
板壁 |
板壁 |
ゴツンと板壁に自分の |
187 |
板壁 |
板壁 |
板壁を指でたたいてみたり |
188 |
柱 |
柱 |
ある時には大黒柱のように |
194 |
板敷 |
板敷 |
半分は板敷だった |
195 |
板壁 |
板壁 |
正面の板壁に下げてある |
214 |
擂木 |
擂木 |
下は擂木のように |
217 |
板壁 |
板壁 |
ひょいと板壁に寄りかかると |
222 |
丸太 |
丸太 |
身体は丸太棒のように |
223 |
滑車 |
滑車 |
渡っている梁に滑車が |
226 |
棒 |
棒 |
棒杭のように |
229 |
塩梅 |
塩梅 |
いい塩梅だと思っていると |
230 |
ミカン |
蜜柑 |
蜜柑箱を立てた台に |
236 |
拍子木 |
拍子木 |
拍子木が凍えた空気に |
253 |
林 |
林 |
防雪林 |