++中国原産の木で古い時代に日本にきました。「古事記」や「万葉集」のころより知ら れており、当時は、食用としてよりも薬用樹として栽培されていたようです。スモモの果実はモモに比べて酸味が強い ことが、和名の由来となっていると言われています。
以下に面白い、素敵、綺麗な表現のあるものをピックアップします。
スモモに関する情報と写真はコチラ
- 与謝野晶子の「みだれ髪」
- 油のあと島田のかたと今日知りし壁に李の花ちりかかる 46頁)
- 宮沢賢治の「チュウリップの幻術」
- すももは牆壁(しょうへき)仕立です。ダイアモンドです。枝えだがななめに交叉します。(48頁)
- 井上靖 の「天平の甍」
- 漸く李花の綻(ほころ)びようとする季節で 53頁)