v11.0
空を飛んだ木 ハインケル He178
ハインケル He178 ジェット推進実験機
- 生産国
- ドイツ
- 開発年
- 1939年
- 種別
- 推進実験機
- 名称
- ハインケル He178 ジェット推進実験機
- 英文
- Heinkel_He178
- 本機の写真
- 内容
- エルンスト・ハインケル博士の指揮により製作された世界初のジェット機(開発着手は英国の方が早かった)。1939年初頭にジェットエンジンを完成させ、このエンジンの空中実験用としての機体を製作することとなりました。これがHe178と呼ばれる世界初のターボジェット推進実験機です。ディーゼル燃料を燃焼させるジェットエンジンを基に設計され、機体は金属製で円形断面の胴体と、木製で高翼主翼の組み合わせ。初飛行時は、車輪は固定されていたが、のちに引込めるようになっている。実験機としては成功を収め、ジェット機時代の夜明けを告げる機体となりました。ベルリンにあるドイツ技術博物館に展示されていたが、連合軍のベルリン爆撃により破壊されてしまいました。
- 幅
- 7.2m
- 長さ
- 7.48m
- 重量
- 1620kg
- 速度
- 700km/h
- 航続距離
- 200Km
- 構造
- 金属製胴体に木製主翼 ジェット
- その他
- ---
- 翼
- 中高翼
- 機関砲
- 武装なし
- プロベラ数
- なし
- エンジン
- ハインケル HeS3b ターボジェット 推力450kg×1基
- 乗員
- 1名
- 生産数
- 1機
- 動画
- 参考リンク
- https://ja.wikipedia.org/wiki/He_178_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
http://military.sakura.ne.jp/world/w_he178.htm
- 参考書籍・資料
- 写真は「軍用航空機データベース」(T-keyさん製作運営)のご厚意で利用させていただいております。
87/140 ページ
..