v11.0
空を飛んだ木 キ-107
- 生産国
- 日本
- 開発年
- 1944年
- 種別
- 戦闘機
- 名称
- キ-106 試作戦闘機
- 英文
- 立川
- 本機の写真
- 内容
- 昭和18年後半、アルミの不足が予測されると、日本陸海軍は木材での代用を考慮せざるを得なくなりました。そこで四式戦「疾風」の機体構造の大部分を木製化するべく立川飛行機にその改設計が命じられました。主翼は北海道工業試験場で3ヶ月かけてこれを完成させた。小骨はエゾマツで、樺の合板を一部に使用した、機体外形はあまり変わらないが、胴体、主翼骨組みなどは根本から改められ、19年9月に1号機が完成しました。試験飛行では木構造のため疾風比べて性能が大幅に低下したため、軍はキ-106を練習機として使う方針で生産を命じた。立川、王子、呉羽で製作され、敗戦までに試作機を含め計10機が完成しました。本機関係の資料や実物部品は北海道開拓記念館で展示されました。
- 幅
- 11.24m
- 長さ
- 9.95m
- 重量
- 2948kg
- 速度
- 620km/h
- 航続距離
- 400Km
- 構造
- 全木製 機体構造の大半を木製化した機体
- その他
- ---
- 翼
- 低翼
- 機関砲
- 12.7ミリ機銃×2、20ミリ機関砲×2、
- プロベラ数
- 定速4翅
- エンジン
- 中島四式(ハ45)空冷複列星形18気筒 公称1,650馬力
- 乗員
- 1名
- 生産数
- 8機
- 動画
- 参考リンク
-
http://military.sakura.ne.jp/ac/ki106.htm
- 参考書籍・資料
- 写真は「軍用航空機データベース」(T-keyさん製作運営)のご厚意で利用させていただいております。
131/140 ページ
..