v11.0
空を飛んだ木 ピヨレミルスキー
- 生産国
- フィンランド
- 開発年
- 1944年
- 種別
- 戦闘機
- 名称
- VL ピヨレミルスキー
- 英文
- VL_Pyörremyrsky
- 本機の写真
- 内容
- フィンランドが国立航空機工場で独自開発した戦闘機でドイツのメッサーシュミット Bf109を参考にして設計されました。胴体は鋼管骨組で、前半が金属外皮、後半が木製外皮であり、翼は木製合板張りでした。フィンランドは森林国で木工技術も高かったので、このような構成になったと推測される。武装はプロベラ軸を通して発射する20ミリ機関砲のため強力で試験飛行も良好でした。しかし1944年9月になってソビエトとの休戦条約などの理由で、国産戦闘機の開発自体が不要となったことから開発中止となり試作1機にとどまった。ピヨレミルスキーとは、フィンランド語で「竜巻、旋風」のこと。
- 幅
- 10.38m
- 長さ
- 9.85m
- 重量
- 3310kg
- 速度
- 620km/h
- 航続距離
- 1.5 時間Km
- 構造
- 木金混合、木製合板張り
- その他
- ---
- 翼
- 低翼
- 機関砲
- 12.7mm機銃×2、20mm機関砲×1
- プロベラ数
- 3翅
- エンジン
- ダイムラー・ベンツ DB605AC 1,475hp ×1
- 乗員
- 1名
- 生産数
- 1機
- 動画
- 参考リンク
- https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%A7%E3%83%AC%E3%83%9
- 参考書籍・資料
- 「軍用機パーフェクトBOOK(コスミック出版)」
108/140 ページ
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