居処右の動乱ニ付素人ニ事故不残すっぱり
被奪取候由右ニ付き所々より施行米又ハ銭等
も施し有之由薩摩屋敷より玄米百石
白ニいたし隣町一人前三升ツツ救米被出候
公辺ニも妨方六ヶしく恰も戦争の如く別
手組と申御進発御供の内索事方の人御
出帳ニて漸く散乱相鎮り申候
五月十七日
只今丁内会所御旅宿
御目附竹内日向守様へ年寄被召呼左の通
被仰渡候
一 今日市中騒ヶ敷有之右ニ付以来町々の
内聊たり共右様人家へ押入又ハ騒ヶ敷義有
之候ハハ早速竹内旅宿へ夜中ニても直接可申出候
早々御人数召連被罷越候其旨早々通達可致
旨被仰渡候
通達当番 北浜壱町目
五月十四日