薩士上京風評の事
慶応二寅四月十四日
長州より御達し書附の写
大膳領内南部七集の内百四五十人斗
当月四日夜器械相携令脱走候ニ付
萬一如何の所業可致哉も難計早
速行衛探索召捕方等手配等厳重
申付置候畢竟右旨趣如何の次第哉
は造ニ不相分候得共追々申達置候通り
国内情実ニ付ては鎮撫説得方苦