を御消し不被遊毛利の奉勅を深く被
為悪候故天下の人民疑惑を生じ物価
騰貴生民塗炭ニ墜候幕府有司御一
人も天下を治め徳川家の永久をも不祈
唯幕府の御威光を強く張
天朝を軽蔑し万民を苦しめる事
豈御処置ニあらすや幸ニ聖明の
天子在し聡明の殿下御当職確乎
として御正義不被為撓正義の公卿
方不少ハ皇国内乱の平定御尽
力奉仰望候内乱の義御猶予被遊候ハハ
外夷共此虚ニ乗じ内乱取扱御挨拶
可申出事必然と奉存候万一彼レ一度着
手候ハハ
皇国の御挽回六ケ敷奉存候
公平至当の事
右従
天朝被御出候御沙汰長州父子難
有奉存候然るに違勅の幕府奉