幼く育てるに限る 10月23日
日本で「おぼこ(い)」といったら、①世慣れない、②うぶと言う意味らしい。(辞書あってよかった。)こちらの子どもは、さらには大人も「おぼこい」と感じる。今5年生のクラスにいるが日本の3年生を見ている気がする。確かに体格も小さいし、栄養のいきわたってない子どももいるだろう。それにしても、幼い。体育の時間、サッカーが終わり先生が始めたゲーム。いつものことらしい。右手を鳴らしたら、右側(5-A)にいる子どもが手をたたく。パン。左手を鳴らしたら、左側(5-B)にいる子どもが手をたたく。パン。しばらく練習してから、いよいよ本番となり、なかなか上手な先生は手を鳴らしそうでやめる。そうすると、失敗者がでる。4~5人集まったところで、一言。
「なんか、しなさい。」子どもたち、大拍手。なんか、しなさいって・・・・・そんな、何をするのかと思いきや、女の子が歌手になりきり「じゃあ、今日はわたしが、歌いま~~~す。」といって歌いまくり、踊りまくり。男の子は数人で今はやりの歌を歌っていました。しかも恋の歌(分かっているのかしら?)。他の教室の先生も見に来る始末。幼いと一言でかたづけるのは簡単だが、要するにそこらにある楽しいこと本当に楽しいと思える。らっきょが転んで笑える感覚がクラス・家庭・地域にあったら幸せ。そして、先生もそんなのりを無理にしてないから、すごい。
どうだろう、このゲーム日本の3年、2年ならするかしら?笑い転げていた私を見て「みかんがそんなに喜ぶなら、今度もっとすごいことやらすわね。ふふふ。」だって子どもは先生のなんだろう。私からみると、この先生かっこいい~~!
いや~~、人間いつかは大人になるんだから『幼く育てるに限る。』その方がきっと人生楽しい。