コンサイス 木材百貨
秋田県立農業短期大学編2500円 98年9月25日初版発行
1.木材の利用と森林資源
世界の森林資源と木材生産
日本の森林資源と木材の利用
木を伐ることは環境破壊になるのか?
木質材料製造時の消費エネルギー
「木」は生きているか?
木質構造の耐久性
木造住宅は25年で解体リサイクルって本当?
木造住宅に使う木材量と価格
∨OCと環境ホルモン
これからの森林資源利用を考えるために
2.木材の成り立ち
草と木/針葉樹と広葉樹
年輪(早材と晩材)
針葉樹の樹種と組織構造
広葉樹の樹種と組織構造
樹種の見分け方 針葉樹と広葉樹-
樹種の見分け方 針葉樹
樹種の見分け方 国産広葉樹
心持材と心去材/未成熟材と成熟材
木表と木裏/木材の背と腹
木材の異方性
あて材
節と枝
木の名前いろいろ 針葉樹編
3.木材と木質材料
木材製品にはどのような種顛があるか
製材の規格を細かく見る
国産材の製材木取り
エンジニアーウッド
製材の生産
集成材とはどういうものか
集成材はどのように作られているか
構造用集成材の分類と品質保証
合板 生産の工程
合板 種類と用途I
LVL 特徴と製造方法-
LVL 種類、性能、利用-
PSL(バララム)I型ビーム
農産廃棄物の木質材料的利用法
新しい木質材料の提案 中空円筒LVL
新しい木質材料の提案 フレーキングミル
新しい木質材料の提案 蒸気噴射プレス
新しい木質材料の提案 木材の整形技術
新しい木質材料の提案 スギでフローリングをつくる
木材の流通と価格形成
4.木材乾燥の原理と実際
含水率とその測定法
木材はどこまで乾燥すればよいのか?
乾燥すればどんなメリットがあるのか?
乾燥材の構造材料としての性能
木材中の水分とその移動
乾燥のメカニズム
木材の収縮と割れ
人口乾燥と天然乾燥
人工乾燥法とその特徴 熱気乾燥-
人工乾燥法とその特徴 高温乾燥
人工乾燥法とその特徴 除湿乾燥
人工乾燥法とその特徴 高周波減圧乾燥
人工乾燥法とその特徴 高周波熱気複合乾燥
乾燥コスト
スギの乾燥はなぜ難しいか
針葉樹材製材のための新しい乾燥法
乾燥前処理としての水中貯木とその効果
葉枯らしは人工乾燥にとって有効か
木材乾燥機を選ぶときのチェックポイント
木材乾燥に関するQ&A
5.木材の化学と化学加工
木材の化学成分 生合成とセルロース
木材の化学成分 ヘミセルロースとリグニン
木材の化学成分 抽出成分-その1
木材の化学成分 抽出成分-その2
樹皮の利用法
木材が腐る(腐朽する)のはなぜか?
シロアリとその被害対策
耐久性(防腐防蟻性)のある木材の作り方
接着の原理
接着剤の種類とその使用法
接着剤の耐用年数
木材の自己融着作用とは
木材の寸法安定化の方法
木材の塗装
スギの黒心と木材の変色
木材の香り
化学加工された木材が燃えるとどうなるか
ダイオキシン
木炭の効能は
6.木材木質材料の強度性能
応力とひずみ
曲げ座屈、せん断
ヤング係数
木材のクリープ
木材の強度性能を他の材料を比較する
構造部材の断面設計と許容応力度
木材強度のばらつき
強度等級区分法 目視等級区分法
強度等級区分法 機械的等級区分法
打撃音法によるヤング係数の測定
木材の接合 接合方法の種類と特徴
木材の接合 伝統的な接合方法
木材の接合 プレカット
木材の接合 接合具を用いる
木材の接合 接着剤を用いる
木材の接合 フィンガージョイント
木材の強度性能に関するQ&A
7.木質構造と木造住宅
木造?木質構造?木構造?そして大規模木造?
世界最大の木造建築物は何か?
木質構造の設計法 壁量計算と壁倍率
木質構造の設計法 性能規定と仕様規定
木質構造の設計法 許容応力度設計法と限界状態設計法
木質構造の種類を知る 在来軸組構法
木質構造の種類を知る 木質プレフアブ構法と枠組壁工法
木質構造の種類を知る 校倉造と集成材構造
木質構造の種類を知る 伝統構法
木造住宅は地震に強いか?
木質構造は火災に弱いか?
阪神大震災でなぜ木造住宅に大被害を生じたか?
木にはなぜ暖かさと安らぎを感じるか
木のもつ調湿作用
環境と人間に優しく快適な木造住宅
木製サッシの良さはどこに
木質フロアで遮音性を確保できるか
接着剤とホルマリンの関係は
高耐久省エネ バリアフリーとはどんな住宅?
エコロジー建築 健康住宅とは何だろう?
木質橋梁の話 その歴史と現在
大官揺梁の 課題と将来展望
コラム
木材はこ酸化炭素の缶詰 水の銀行
木材の密度(比重)/硬木と軟材?
VOCの結末は
学会発表と新聞報道
工法と構法/住宅供給事業体/住宅金融公庫高耐震住宅基準
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