|造幣局の桜

観賞用として栽培されている落葉小高木。野生はない。 チョウジザクラと里桜との間に生じた桜と推定され、花弁数は１４～２０枚ある。 枝は粗大で上向きにのびる。葉は互生し、長さ６～10cm、裏面は密毛でおおわれる。 葉柄は長さ1.5cm位で細毛がある。花は春、淡紅紫色花、径４cm位、半八重咲き。 がく、花柄とも多毛。まれに核果実を結び、熟すと紫黒色。 和名の南殿(なでん)は花屋の呼び名。