|造幣局の桜
べにゆたか
紅豊 Prunus lannesiana cv. Beni-yutaka
北海道松前町でマツマエハヤザキとリュウウンインベニヤエとの交配で1961年に作出された品種。
花が紅紫色で豊かな重弁の桜となったので、この名が付けられた。
別名「マツマエベニユタカ(松前紅豊)」と呼ばれている。
落葉高木。若芽は褐色を帯びた緑色。花序は散房状で2~3花からなる。花弁は15~18個の
卵形または楕円形で長さ約2cmぐらい。紅紫色で外側の花弁はやや色が濃く、脈は濃紅紫色で
目立つ。花にはすこし芳香がある。
開花時期 4月中旬(東京) 5月中旬(松前町)