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造幣局のさくら

|造幣局の桜





ぎおうじぎじょざくら

祇王寺祇女桜 Prunus jamasakura cv. Gijozakura 佐野藤右衛門が京都嵯峨の中院に自生していた重弁のこのサクラを発見し、のちに祇王寺の 庭移植したもので、「平家物語」の祇王の姉祇女の名にちなんでこの名が付けられた。 落葉高木。若芽は褐色または褐色を帯びた黄緑色。ヤマザクラ系のサクラで4月中旬に淡茶色 の葉とともに淡紅色、中輪八重の花を開く。花弁は広楕円形か楕円形で10~15枚、長さ約1.5㎝、 少し芳香がある。ヤマザクラの影響がよく表れており、三好学氏が荒川堤から記載した「ギジョ」とは 別物と言われている。あまり平開しない花だが、優雅な桜。 開花時期 4月中旬(京都、東京)

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