造幣局の桜
いとくくり
糸括 Prunus lannesiana cv. Fasciculata
落葉高木で樹形は傘状。江戸時代から知られている桜で、若芽は黄緑色を
帯びた褐色。花序は散房状で3~4花からなり、花には多少芳香がある。
花弁
数は10~15枚、円形で長さ約2.3㎝、淡紅色。
もと東京の荒川堤にあった品種と言われているが、三好学氏の主張と異なる
ところがあり、現在この名で栽培されているものが荒川堤にあったものと同一
かどうか疑問視されている。
開花時期 4月中旬(東京)5月中旬(松前町)