造幣局の桜
あずまにしき
[東錦]Prunus Lannesiana cv. Azuma-nishiki
落葉小高木。若芽は小さく、黄緑色を帯びた褐色。花序は散房状で3~5花
からなる。花弁数は100~20枚の大輪の優雅な品種、円形または広楕円形
で長さ約2㎝。淡紅色で内側の花弁は色が淡く、外側の花弁は先端や外面の
色が濃く紅紫色。つぼみは濃紅。もと東京荒川堤で栽培されていた品種と
されるが、1886年に荒川堤にはじめて植えられたサクラのリストにその名
はないので、もとから自生していたものかも知れない。
エドに非常によく似ており、区別がむずかしい。
開花時期 4月中旬~下旬(京都、東京)