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| イチイ科
| | 民族 アイヌ(石狩、幌別、屈斜路、樺太)
| | 用途 心材をアツシの染料に使う
| | 果実を食用
| | 材で弓、小刀の
| | 柄、小器具を作る
| | 果実、内皮を脚気、利尿剤、下痢止めに
| | 使う
| | 一位、オンコ
| | 分類:イチイ科イチイ属
| | 学名:TaxuscuspidataSieb.etZucc.
| | 分布::北海道、本州、四国、九州、アジア東北部
| | 開花時期:3月~4月
| | 樹形:円柱形
| | 樹高:15~20m/常表
| | 自生は深山のブナ帯から亜高山帯に見られ、庭木としても利用され
| | る。樹皮は赤褐色で浅い裂目が入る。材は建築、器具などに使われ
| | る。昔、この材から杓(しゃく)を作ったので、位階の一位にちなんでこ
| | の名がつけられたという。オンコはアイヌ語。雌雄異株で、雄花は淡
| | 黄色の雄しべが10個ほど集まって球形になる。雌花は緑色で、秋に
| | は液果のような多肉質の球果が熟し、鮮紅色で美しい。甘くて食べら
| | れるが、種子には毒がある。キヤラボクは変種。「草木辞典草土出版」
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