かわまた
今回の訪問の最後の目的地です。8時過ぎに到着しました。参拝の人が多いのでしよう、整備された駐車場やトイレが完備されています。地元の方にご挨拶をすると、話しかけてこられました。トチノキのことを聞くと、当地周辺ではトチノキはまったく生えていなく、どこからきたのかわからないと言います。私の住んでいる富田林市には街路樹に多い木なので、和歌山にもよくある木と思っていした。トチノキは葉を見ればスグに判読できますね。長さ30センチ、幅13センチにもなる掌状複葉の大きな葉ですから。
トチノキは、観音堂への参詣道にあり、古くから神木として祀られていたようで、しめ縄が張られ神聖さを保っています。
目通り幹周約6メートル、高さ約3メートルで地上2.5メートルで2本に分かれ、それぞれ全高約23メートル余りあります。和歌山県で指定されているトチノキは調べた限りここだけです。
厄除けの観音として崇められる川又観音には、県水百選にも認定されている菱の滝(川又観音の滝 )があり、この清水は眼病によく効くと伝えられています。お昼までに会社にもどらねばならないので、滝は割愛して、帰りました。
印南町役場からの道順、 23km 車で30分。 駐車場あります。