和歌山市指定天然記念物 平成H3年4月12日指定
2週間ぶりの巨樹めぐりは和歌山市内をまわることにしました。最初におとずれたのがここです。
駐車場があるので、車は問題ないだろうと思ってましたら、歓喜寺近くの道は細く、特に最後の左折は苦労しました。柏槙は実もたくさん付いて元気なようですが、倒壊寸前のようで 写真のように支えられています。
案内には次のように書かれています。
歓喜寺は13世紀後半に建てられた密教系の寺院であったが、和佐荘内にあった薬徳寺に吸収された後、薬徳寺そのものが歓喜寺と呼ばれるようになった。
この寺院は、熊野古道に近接するため、鎌倉時代から南北朝時代にかけて、熊野詣の人々に便宜をはかる目的で接待所なる施設を設けていたことが知られる。また、多数残されているの中世文書が和歌山県指定を受け、境内の柏槙の大木は天然記念物として和歌山市指定を受けている。(平成10年3月)
和歌山市役所からの道順、9km 車で20分。大型車は途中通行困難です。駐車場あり。