日高町指定文化財 昭和48年6月9日指定
先の水門のアコウから見える( 北)場所にあります。歩いて3分ほど。 この木は記念物指定があります。この地区の産湯とは、昔、誉田別命(ほんだわけのみこと・後の応神天皇)の供をして比井の浦を訪れた武内宿称が、この地で命のために産湯を使ったことから「産湯」と呼ばれるようになったといいます。そのとき湯に用いたという「産湯の井戸」も残されています。あこうの看板の横に並んで七ツ井の看板あります。 また、このいわれがあるためか、ここでは今にいたるまで「難産なし」と伝えられています。撮影中もアコウの実がポトポトと落ちてきます。 紀伊名所図会にはアコウとともに七ツ井が書かれています。
有田川町役場からの道順、6.5km 車で10分。駐車するスペースはあります。