すもうとりやま
角力取山古墳(山手村指定史跡)
この古墳は、古墳時代中期、五世紀頃 沖積地に築かれた全国でも珍しい方型 古墳(高さ七メートル、南北三十メートル、東西三十七メートル)で、 かつて地域の支配者であった豪族の 墓陵と言われている。
古くから古墳の西側に土俵を設け、氏神・御崎神社の秋祭り最終日に奉納 角力が行われ、戦前まで続いていた ことから、角力取山と呼ばれるようになったと言う。
大松(岡山県指定天然記念物)
この黒松は、高さ約二十メートル、目通り周囲約五メートル、樹令約四百年で昭和五~六年頃までは、四本の 巨木があったが、半世紀の間に三本が枯れて、老松一本だけとなった。
山手村教育委員会
2024年10月27日 中川勝弘撮影